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 大臣会見要旨(平成17年10月25日)
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平成17年10月25日(火)
9:27〜9:34
国土交通省会見室

 

閣議・閣僚懇

  おはようございます。本日の閣議ですが、一般案件が4件、国会提出案件が3件、政令の決定が2件です。平成17年9月1日から8日までの台風14号による豪雨及び暴風雨災害が、激甚災害に指定されました。人事案件が1件です。私からは以上です。


質疑応答

 
(問) JR福知山線の脱線事故から今日でちょうど半年が経過しました。事故原因の究明とか、遺族の心のケアとか、いろいろな問題がまだ山積みになっています。こういった会見で、大臣の方に幾度となく御所見をお尋ねしているのですけれど、半年を迎えたということを踏まえまして、改めて大臣の事故に対する思い、それと国として今後どのような原因究明、遺族の方へのケアに取り組まなければならないのか、この点を含めましてお願いします。
(答) 4月25日から半年が経ったわけです。改めてお亡くなりになられました107名の皆様に、心からお悔やみを申し上げたいと思っています。二度とこのような事故は起こしてはならないという思いを、改めて強くしているところです。こうした事故を二度と起こさないためにも、一つはやはり事故原因について、徹底して解明していくことが、肝要であると思います。今、事故調査委員会で精力的に調査しているところですが、しっかりと今後、こうした事故が起こった背景まで遡って分析していただきまして、事故原因の究明に全力を挙げて取り組んでいただきたいと思っています。そのためにも、事故調査委員会の人員等々で不十分なところがあるならば、しっかりと充分な調査ができるような体制がとれるように私どもも環境整備をしっかりさせていただきたいと思っています。また、JR西日本は再発防止に向けて安全性向上計画を策定したわけです。この中身について、しっかりと実行していただきたいと思います。御承知のとおり今日から本社に対する監査に入らせていただいているところでして、これからも、私どもはJR西日本に対して、この安全性向上計画がきちんと実行されているかどうか監査等を通じてしっかり見ていきたいと思っています。また、事故原因の解明を待つまでもなく、取り組まねばならないことは当然沢山あるわけでして、これまでもATSの整備等取り組んでいるところです。また、行政のあり方についても、見直しをしていこうということで検討もしているところでして、事故原因の解明を待つまでもなく、出来得ることはどんどん進めていきたいと。法令の改正等も含めて進めていきたいと考えています。また、被害者、遺族の皆様のケアの問題については、大変大事な問題であると思っています。関係省庁、地方自治体とよく連携を取って、また、被害者の方、遺族の方々の御意見をよくお聞きしまして、しっかりと対応をさせていただいきたいと思っています。
(問) 次の質問も事故絡みの質問ですけれども、根室沖の漁船の転覆事故でイスラエル警察の方が、イスラエル船籍の船長ら3人を逮捕しました。この件につきまして、国土交通省として情報を把握しているのかも含めまして大臣の御所見をお願いします。
(答) 報道は承知をしていますけれども、イスラエル政府の方から連絡は受けていません。いずれにしましても、今後、イスラエルの当局とよく連携を取らせていただいて、しっかりした対応をさせていただきたいと思っています。
(問) 中々お答えにくい質問だと思いますが、あえてお尋ねします。報道で11月初旬にも予定されております内閣の改造人事で大臣の留任説が強いという報道が目立っていますけれども、公明党内でそのような方向感とか協議とかなさっているのでしょうか。
(答) 全く何も聞いておりません。
(問) アメリカのFRBの議長のグリーンスパン氏の後任にバーナンキ氏がなりましたけれども、これで日本経済への影響とか、どういう感想、受け止め方を持たれますでしょうか。
(答) すみません。私、その後任の方、どういう御意見をお持ちの方かよく知らないものですから、申し訳ありません。


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