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おはようございます。12月2日、3日に、大臣就任後初めての海外出張として中国を訪問し、日中間の観光交流の拡大や増大する航空需要への対応について、唐家璇(とうかせん)国務委員らと意見交換を行いました。大変短い期間ではありましたが、実り多い訪中となりました。邵h偉(しょうきい)国家旅游局長、楊元元(ようげんげん)民用航空総局長、劉志軍(りゅうしぐん)鉄道部長の3大臣と、そして唐家璇国務委員の4人とお会いしました。前3人は私のカウンターパートでして、初めて会ったわけですが、唐家璇国務委員は私に対して「老朋友だ」と。老朋友というのは古い友人という意味ですが、そういうことで良い会談ができたと思います。総理が初めて中国を訪問されたときに、温家宝(おんかほう)首相との間で、羽田−虹橋間、虹橋とは上海にある地方空港ですが、その間で飛行機を飛ばそうではないかという合意をされました。それを具体化するために今回参りましたけれども、楊元元民用航空総局長は「大変困難な事情はあります。しかし全力で頑張ります」ということを仰っていただきました。それについても唐家璇国務委員に是非支援してくれるようにお願いしまして、「それは心得ています。頑張ります」ということも仰っていただきまして、今までより前進したような感触を受けました。唐家璇国務委員から「羽田と虹橋間についてニューヨークとワシントンのシャトル便のようなものを考えているのですね」と聞かれ、そうだということを申し上げました。邵h偉国家旅游局長との関係では、総理がハノイで胡錦涛主席との間で、来年すなわち日中国交正常化35周年を目指して、日中両国間で文化・スポーツ交流年ということにしていまして、往復の交流人口を500万人にしようという計画を立てられまして、それに対して、柴田審議官も連れて行きまして、具体的な話を詰めてきました。何とか500万人が見えてきたかなという感触を得ました。向こうも非常に期待していただきまして、例えば日本の桜は何カ月かかかるのでしょうと、その間ずっと行事をやろうじゃないかとか。あるいは、日本の地方から向こうの19の飛行場に飛んでいるのですが、その1つに大体1千人くらいで、合わせて1万9千人くらい行こうということとか。向こうもそれが18ありますから、大体そういうような規模の訪日来をやろうとか、いろいろな話し合いができました。以上でして、短い期間ではありましたけれども、そのように友好を暖め、また実務的にもいろいろな懸案を一歩前進をさせることができたと自負をしています。以上です。 ![]()
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