閣議・閣僚懇
おはようございます。
質疑応答
(問) |
先日、日中のチャーター便の開設について合意がありましたが、今回は具体的な便数や時期などは盛り込まれませんでしたが、それについてのご所感について教えてください。 |
(答) |
前から申し上げているように、これは、総理が初めての中国訪問の時に温家宝首相との間で合意をされました。なかなか難しいのは、虹橋空港が上海市の空港であるということと、国内線専用の空港だということです。その後、事務レベルでも次官も行って交渉したのですが、大変難しいと。私が行きました時に、「これは首脳同士で合意した日中友好のシンボル的な事業ではないか。それをないがしろにするということは絶対に許されない」とお話をし、「それはその通りだ。日中両方で頑張ろう」と楊元元中国民用航空総局長との間でも話がありまして、唐家璇国務委員も「その通りだ。ただ、法律的にも事実的にも難しいということだけは理解してほしい」という話がありました。そういう経緯があって、一昨日の合意ということで、私は本当にすばらしいことだと思います。その間、我々の方も事務レベルで航空協定等もやらせていただき、その中でも前向きの取組みがありましたけれども、明確に合意をされたということは、私にとっても欣快至極です。ただ、便数はもとより、いつから始められるのかということは、その合意にも書けなかったということから分かるように、なかなか中国側も調整が難しいのだろうと。しかし、35周年の佳節を刻む今年になんとかやってほしいというのが、私の偽らざる気持ちでして、それは期待です。 |
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(問) |
昨日、東京航空局によりアカギヘリコプターに対する立入検査が行われましたが、その結果とそれに伴う対応についてお願いします。 |
(答) |
航空・鉄道事故調査委員会から3名の航空事故調査官を派遣していますけれど、それとは別に、東京航空局から8名が東京基地の立入検査をいたしました。はっきりしたことは、航空法違反があったということです。それは、3人について座席がないままに乗せてしまっていると。本来なら7人しか乗ってはいけないことになっていますので。そういうことがはっきりした以上は、私どもも、もう少しその事実を確定した上で、きちっとした対処をしなければならないと思っています。そういうものについて、機長にほとんど一任されていまして、会社がそういう事実について把握していなかったというところも明らかになりました。私としても、人の命を預かる公共交通機関でこういうことがあってはいけないと思っていますので、厳しく処分をしなければいけないというように思っています。 |
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(問) |
池田会長が久々に公の場に現れて、温家宝首相と会われましたけれども、それについてお願いします。 |
(答) |
池田会長は、日中の金の架橋を架けた人、井戸を掘っていただいた人だと、中国ではどなたもかねてから仰います。
私が中国に行きましても、「池田会長はお元気でしょうか」といった話から、いろいろあります。首脳が来られたら必ずお会いになる、その一環としてお会いになったのだろうと思います。非常に結構なことだと私は思っています。 |
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