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冬柴大臣会見要旨(平成20年2月19日)

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  冬柴大臣会見要旨(平成20年2月19日)
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平成20年2月19日(火)
8:50〜8:58
衆議院議員食堂
冬柴鐵三

 

   

閣議・閣僚懇

 おはようございます。特に報告することはありませんが、今朝のイージス艦の衝突についてのアウトラインを申し上げたいと思います。本日、19日午前4時7分頃、房総半島野島崎南方約42kmで、海上自衛隊イージス艦「あたご」(基準排水量7700トン)と、漁船「清徳丸」(7.3トン2人乗り)が衝突しました。清徳丸には吉清治夫さん(58歳)と息子さんだと思いますが、哲大さん(23歳)が乗り組んでいました。漁船の方は、船体が二つに分断して海上に浮遊しています。乗組員2人の生存その他は不明です。この通報を、本日19日午前4時23分頃海上保安庁が入手し、私の方へは秘書官を通じて6時5分頃通報がありました。捜索状況ですが、海上保安庁では巡視船艇5隻、航空機2機、ジェットとヘリです。それから、特殊救難隊3名が急行しました。ヘリに乗った特殊救難隊は、本日5時48分頃に現場に到着し、直ちに救難隊が二つに分断した漁船の方に降りまして、その中に生存しているかどうかということも捜索しましたが、その船からは生存の反応が得られませんでした。引き続き捜索中です。巡視船「やしま」を旗艦として、「いず」「するが」「かの」「すがなみ」が急行中ですが、「すがなみ」は7時10分に、そして「かの」は9時30分に到着予定ですが、「するが」は10時30分、「いず」は1時30分の予定です。「やしま」の到着時間はわかりません。ジェット機やヘリコプターは既に現場に着いております。もちろん海上自衛隊も自衛艦4隻、航空機2機で捜索しているようです。現場の気象ですが、天候は曇り、北北東の風7m、波高は0.5m、海水温は18度、視界は良好という状況で、それ以上の情報は現在入手していません。必死になって救難、捜索を続けている状況であり、今朝8時から、石破防衛大臣、私と官房長官が今申し上げたことを総理に報告し、総理からも、漁船に乗っておられた2人の生存確認、救難に全力を挙げて欲しいとの指示を受けました、以上です。


質疑応答

 
(問) 昨日の管制トラブルの件ですが、今後の対応について伺えませんか。
(答) 申し訳ありませんが、まだ原因がはっきりしておらず、乗客の方に大変なご迷惑、ご不便をかけました。そのアウトラインを申し上げますと、昨日16時30分頃、東京航空交通管制部の管制情報処理システムにトラブルが発生しました。18時13分頃に復旧しましたが、19時45分頃まで通常の管制業務には復旧できなかったということで、航空機約140便に30分以上の遅延が発生しました。大変遺憾だと思いますが、原因については現在調査中です。利用者の皆様に大変ご迷惑をかけることとなりましたので、原因をきちんと究明して再発防止策を講じてまいりたいと考えています。
   

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