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冬柴大臣会見要旨(平成20年3月21日)

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  冬柴大臣会見要旨(平成20年3月21日)
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平成20年3月21日(金)
8:47〜8:54
参議院議員食堂
冬柴鐵三

 

   

閣議・閣僚懇

  おはようございます。本日の閣議はルーチンな決定だけです。特にご報告することはありません。


質疑応答

 
(問) 道路関連の修正案について、与党の方で基本的な考え方というのを先立って示されて、中には将来的に特定財源の一般財源化も含む内容でしたけれども、それが中期計画の見直し等にも繋がる可能性もありますが、大臣のお考えを教えてください。
(答) 一昨日、総理から与党幹部に対して、そのようなご指示があったことは伺っています。ただ、与党の中でこれからそれを具体に煮詰めて、与野党協議のテーマとして取り上げていくということであろうと思います。現在、与党の中でご検討いただいていると思いますけれども、そのようなものを素材として、議長のあっせんにありましたように、与野党で協議して、議員立法によって修正するというようなことは示されていますけれども、そういうものが具体化するまでは、私どもは、提案している現在のものが最も望ましいものだと思います。私としてはその一括成立と年度内成立以外に、今申し上げることはないと思います。
   
(問) 道路絡みの話なのですが、先般、九州のNPOが出している雑誌に対して財源が使われていたという話なのですが、その辺りの報告は受けていますでしょうか。
(答) あまり詳しいことは知りません。
   
(問) 道路に関してですけれども、修正に関して今日の閣僚懇なり、今日の総理とのお話の中で、総理から修正に関してお話というのは何かありましたでしょうか。
(答) 全くありません。
   
(問) 可能性として、暫定税率の期限の日切れも視野にということで、国交省としては何か考えていますか。
(答) そんな恐ろしいこと考えていません。
   
(問) 恐ろしいことが現実になろうとしているのですが。
(答) それはわかりませんよ。そういうことのないように、私は一生懸命やっています。今も言いましたように、年度内成立が必要で、今まで長年、予算が通って、関連法案が通らないということはありません。
   
(問) もっと恐ろしいことが日本銀行の総裁人事で起こりましたが、十分その可能性はありませんか。
(答) 私の立場としては考えようもないです。
   
(問) 全く想定はされてないということですか。恐ろしい事態を想定されていないということですか。
(答) どう言えばいいでしょうか。私の立場から見れば、想定することはできません。国会が考えることだと思います。
   
(問) 所管でないお話で申しわけないのですが、日本銀行の総裁人事が、結局、今年度末に空白となりました。閣僚の一員としてお考えやご感想をお願いします。
(答) 非常に残念です。金融の司令塔を欠くということは、国だけの問題ではなく、国際的にも大変な信用失墜を起こしていると思います。
   
(問) 総理の指導力というところに疑問符を打たれている部分もありますが、いかがお考えでしょうか。
(答) これは、もう、衆議院、参議院の第一党が別々になっているということは、過去にないわけでして、そういうことを前提にした法整備が、現在、なされていません。むしろ今までは性善説に立って、そのようなことがないという前提での法整備であったと思います。ところが、現実はそうではなかったということを突きつけられたという感じがします。
   
(問) 道路特定財源関連法案についてですが、年度内成立にこだわるのであれば、与党が修正案の中で一般財源化を謳った場合、国土交通省としては受け入れるということでしょうか。
(答) 私は、修正案は関係ありません。国会で、修正されて成立すれば、受け入れるも受け入れないも、それに従います。
   
(問) 国会で修正する手前で、道路特定財源関連法案の修正案が提案されたことに対して、国土交通省として賛否があると思いますが、国土交通省の姿勢として、それを受け入れてあくまで年度内成立を求めていくものなのか、一般財源化というのは今まで議論もできないとう立場をおとりになっていたかと思いますが、首相がそれを口にされているということは、ある程度国土交通省としてもそういうことが入ることがやむを得ないという考えに至っているのかどうか、ということを伺いたいのですが。
(答) やむを得ないという考えには至っていません。議員として提案されることについて、私がどうこういう立場にはありません。衆議院、参議院で成立すれば、受け入れるのは当然の話です。
   

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