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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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アサヒビール株式会社

ポジティブな休暇活用で、仕事での能力発揮につなげる

旅行先で乾杯する社員 旅行先で乾杯する社員

社員の自己成長、私生活の充実を図る

アサヒビール株式会社は、私生活の充実があってこそ仕事で最大限の能力を発揮できる、との考えのもと、休暇取得を積極的に促進している。
社会貢献を目的とした特別休暇であるアサヒナイスライフ休暇もそのひとつ。約20年前に導入したものだが、この休暇はボランティア活動・環境整備活動・一定規模の各種協議会等の運営事務局など、会社が認めた社会貢献活動を行う際に取得できるもの。
また東日本大震災においては、物資運搬などのボランティア活動に加え、全国から集まったボランティア希望者と被災地との間で、ニーズをマッチングするための“地域ボランティアセンター”の運営にも、応援として入り、約250名の社員が活動した。
他にも、社員の記念日などを休暇とするメモリアル休暇や、連続6日間以上を原則とするリフレッシュ休暇、といったような各休暇制度があり、大多数の社員に認知されている。
更に、「実休日の確保」「休暇の有効活用に向けた意識改革」のための取組みの一環として、2010年には年間所定休日数を3日間増やした。

浸透しつつある休暇活用の重要性

休暇に関する制度は充実している同社だが、「休暇の目的意識を高めることはまだまだ課題」と人事部副課長の高塚勇介さん。
とはいえ、例えばボランティアセンターで活動した社員からは、「人と人との絆を強く感じ、これからも被災地や社会の為に頑張ろうと強く思った」「一社会人として大きく成長できた」といった意見も多く、取組が功を奏していることは間違いない。社会貢献活動は社員の自己研鑽の機会にもなっている。
メモリアル休暇やリフレッシュ休暇が、オンとオフの切り替えに役立っているという声も多く聞かれる。
高塚さんは「今後、休暇活用の重要性を浸透させ、休みたい時に休める環境を整えながら休暇の充実をさらに促していきたい」と語る。
ポジティブに休暇を活用していく社風は、着実に育ちつつある。