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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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王子ホールディングス株式会社

休暇を活用した一体感の醸成

保存休暇を利用した植林活動への参加

王子ホールディングス株式会社は、木材を原料に使う企業の責任として持続的な森林づくりに取組んでいる。
社業として積極的に海外植林を進め、原料資源を育てている。その一環として、社員自身が植林に参加できる機会を設けており、労使で協議の上、消化できなかった年次有給休暇の残日数を積立て、中国での植林活動などのボランティア活動に使えるようにした(保存休暇制度)。旅費の約半額も労働組合から補助する。
中国での植林の取組は、もともとは組合の米子支部が、日本砂漠緑化実践協会の植林ボランティア『緑の協力隊』に参加していたのがきっかけで始まった。1995年から全国に拡大し、毎年5月の中旬に一週間の日程で、約20~30名を派遣し、植林活動を行っている。

ボランティアから派生する効果

参加した社員からは、「ひたすら1メートルの穴を堀り、心を込めてポプラの苗を1本植える。この作業を夢中で続け、たったの24人で506本を植えた時の達成感と一体感の感動は忘れられません。」「植林した木を管理される現地スタッフの皆様のためにも、更に活動の輪を広げ、また植林に訪れることが重要だと感じます。」といった声が聞かれる。
植林を必要とする現地の実状を知る事はもちろん、全国から知らない社員同士が集まることで組織の一体感醸成にも役立っており、今後も広く参加を呼びかけ、休暇を活用したボランティアの輪を広げていく。