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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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株式会社髙島屋

休暇の豊かな経験を企業の成長や社会活性化につなげる

企業特性に即した休暇

株式会社髙島屋は、百貨店という女性従業員の多い職場特性から、20年以上前から育児休暇制度を設けるなど仕事と家庭の両立支援を行ってきた。また、土曜・日曜や、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始などの一般企業が休みになる時期ほど、休暇が取りにくい業種であることから、決められた休暇日数をどのようにして取得していくかということについても長く取り組んできた。
ワークライフバランスには、平成18年から取り組み始め、子どもや孫の学校行事への参加を促す「スクールイベント休暇」と地域社会に貢献する活動への参加を促す「ボランティア休暇」をどちらも年間2日間ずつ付与する特別休暇として新設した。

オフで自分を高めるインプットを

平成18年以降、4期に分けた段階を踏んで取り組んできた結果、平成23年の1年間で「スクールイベント休暇」は963人、「ボランティア休暇」は206人が取得するまでになり、どちらの制度も目的を明確に絞り込んだことで「休みやすくなった」と好評だ。
「子どもとの時間を確保するのが難しいので、子どもと接する時間を頂けるのはありがたいです。」「仕事とのメリハリをつけ、休暇は徹底して楽しむことにしています。」などの声もある。
「自分の中で仕事と家庭や地域での役割とが相乗効果を発揮すること、オフの時間をうまくインプットの場として自分を高め、仕事でもそれをうまく発揮することをイメージさせるようにしている。」と人事部の中川さん。従業員自らが休暇について考えるきっかけを与え、制度でサポートすることが会社の役割だと捉えている。