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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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ネスレ日本株式会社

「ワーク・ライフ・ハーモニー」を促進

休暇取得を制度で後押し

「おいしい」という食品の価値を超えた、心身ともに幸せを感じられる食生活の提案を使命としているネスレ日本。使命達成のためには、すべての社員が使命を理解し、実力を最大限発揮できる環境づくりが大切であると考えている。
2009年からは、仕事と家庭の調和という意味を込めた「ワーク・ライフ・ ハーモニー」というキャッチフレーズを設定し、「週末は金曜の夕方から始まる」というメッセージでの17時45分の定時帰宅促進、18時以降の社内会議禁止、育児休業の有給化(10日間)や在宅勤務制度の創設を行った。
さらに2011年から実施している、年2回の連続休暇については、社長自ら力強く社内に呼び掛けるなどの後押しもあり、95%以上の社員が取得計画を提出した。

社員の前向きな休暇活用

休暇の活用方法は本人任せであるが、「行ったことのない地域へ足を運び、魅力を発見できたことがリフレッシュにつながった」「習っていた語学の成果を試しに海外に行って自信がついた」など、各自が自分なりの課題や楽しみを前向きに見つける機会となっているという。例えば、育児休業の有給化では、今までゼロであった男性の取得者が一気に45名までに増えるという具体的な成果も現れた。会社でも、育児経験者のメーリングリストを用意し、育児上の課題を相談しあう場を提供するなど、更なる促進のためのサポートも行った。
「お互いに刺激し合うことで新しい気づきやアイデアが生まれる。会社の業績につながる働き方や交流の機会づくりを意識しています」と人事総務本部の森さん。
自分で仕事や余暇をコントロールすることで、ストレスがなくなり、効率もよくなると考え、「ワーク・ライフ・ハーモニー」を促進し続ける。