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取組紹介

賛同企業・団体で実際に行われている取組をご紹介します。

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日本ヒューレット・パッカード株式会社

フレキシブルな働き方が生みだす好循環

柔軟な働き方

日本ヒューレット・パッカード株式会社は、世界各地に拠点のある、いわゆるグローバル企業である。自由と自己責任をベースとした人事制度を持ち、時間や場所のフレキシビリティが高い職場環境、勤務体系の整備に力を入れている。
2007年に導入したフレックスワークプレイス制度は、1ヶ月のうち数日間、1日の就業の一部または全部を自宅や出張席のある自宅近くのオフィスで就業することを認めるもので、通勤時間、移動時間の削減による拘束時間の短縮で肉体的、精神的な負荷の軽減を図り業務の生産性を上げることが狙い。併せてオフタイムが創出されることにより、保育園の送り迎えなども含め、家族と過ごす時間の確保にも役立っている。
また、社会貢献休暇制度も設けており、ボランティア休暇として最大6日間が取得できる。東日本大震災復興ボランティアでは、自社製品の寄付と同時に、PCやプリンター製造の企業ならではの取組として、PCインストールや立ち上げの支援を行ったり、現在でも被災地へ出向く活動を続けたりしている。

自律的に管理するオンとオフ

グローバル化の進展によって、海外の同僚や上司と仕事をすることも多くなり、遠隔地にあるシステムに接続するリモート環境で協働する機会が増えている。ITの進化により、必ずしもオフィスに出社しなくても仕事を進められる環境が整った中で、特に通勤時間が長い日本の社員にとっては、この時間を有効に活用できることは大きい。フレックスワークプレイス制度は、実際に登録した社員の8割以上が月に一日以上利用している。
上司の承認があれば、金曜の午前で自宅での仕事を切り上げ、午後半日休暇を取得し、翌月曜の午前中まで旅行し、帰宅後、月曜の午後から家で働くといった働き方も可能。
柔軟な勤務体系により、時間を有効活用することで、オフの時間も充実させ、またそれが仕事の生産性向上にも繋がり、好循環をもたらしている。