「護岸復旧と一体となった和倉温泉の地域観光再生支援プラン(国土交通省港湾局・観光庁)」を策定しました

最終更新日:2025年4月14日

 石川県七尾市にある「和倉温泉」では、令和6年能登半島地震によって、多くの旅館で外壁のひび割れ、温泉配管の破断、水道の断水などによる被害、また海沿いに建ち並ぶ旅館では七尾湾の護岸が崩壊したことによる被害が発生し、和倉温泉旅館協同組合に加盟している21の全旅館が休業を余儀なくされました。

 「和倉温泉」は、宿泊施設数で見れば21旅館(和倉温泉旅館協同組合加盟)で、能登半島6市町(七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町)全体の約7%を占めるに過ぎませんが、旅館の収容人員や客室数100以上の宿泊施設数の割合では50%以上を占めること、さらに延べ宿泊者数の割合では約50%を占めるといった特性があり、能登半島における観光の拠点となっています。

 多くの旅館では復旧に向けて準備作業、工事が進められているものの、すべての旅館が営業を再開するまでには、未だ相当の時間が必要とされる中、国土交通省(港湾局・観光庁)として、「和倉温泉」が能登半島の観光の拠点として、復興に向けて力強く前進していることを示すべく、旅館の営業再開に関する情報や護岸の復旧工事の進捗、観光再生に向けた取組などの状況を、国の支援に係る情報とともに発信するための「護岸復旧と一体となった和倉温泉の地域観光再生支援プラン」を策定しました。

※旅館の再開状況等(別紙)については、随時更新をしています。

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