国土交通省
 「e−エアポート」構想の推進について
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平成14年3月28日
<問い合わせ先>
総合政策局情報管理部

情報企画課(内線28132)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 平成14年度における我が国政府のIT施策に関する基本方針を定めた「e-Japan2002プログラム」(平成13年6月IT戦略本部決定)において、国際空港において高速無線LAN環境を整備するなど、官民が協力して、ITを多面的に活用することで空港の利便性を向上する「e-エアポート」を実現することが盛り込まれています。
 「e-エアポート」構想においては、1空港における待ち時間や空港に至るまでの移動時間を有効活用するための高速インターネット接続環境の創出、2空港アクセスの円滑化等のための利用者への総合的な情報提供、3IT活用による空港におけるチェックイン手続きの迅速化等について、総合的に取り組むこととしています。新東京国際空港公団、関係企業、行政が協力しあって集中的にIT化を推進することで、世界最先端のIT空港、「e-エアポート」の実現を図ります。

1.ワールドカップ開催期間中までに実施すべく検討をすすめている施策

  1. 高速インターネット接続環境の整備
     官民が連携し、成田空港を中心に、空港内及びアクセス交通を通じシームレスな高速インターネット接続環境の構築を図ります。
    1関係企業、新東京国際空港公団が、成田空港内での高速インターネット接続環境の整備を図ります。
     <別添参照
     
    • NAAランデブープラザ(3月29日開業)
        
    • ブロードバンドインターネットカフェ(ヤフー株式会社、4月10日開業)
        
    • インターネットコーナー(4月1日開業)
        
    • エアラインラウンジ内における高速無線インターネット接続サービスの充実(4月18日)

    2このほか、JR東日本による無線LAN実証実験の成田空港駅等への拡充(東京駅等で実施中)等を計画しています。

     

  2. 「e‐インフォメーション」実証実験(Phase1)
    :アクセス交通等の総合情報提供に関する実証実験
     
    • リアルタイムなフライト情報と連動したアクセス交通機関情報の提供(英語でも情報提供)に関する実証実験を行います(国土交通省による実証実験)。
        
    • なお、年度内に空港利用者の利便向上に資する付加的な情報提供機能の充実を図り、再度実証実験を行う予定です。

     

  3. 「ワールドカップ多機能ICカードプロジェクト」
    :円とウォンの複数通貨を同時に搭載できる電子マネー等を有する多機能ICカードプロジェクト
     
    • ワールドカップ期間中、同大会のオフィシャルパートナーであるMasterCard Internationalと連携し、多機能ICカードプロジェクトを行いますが、成田空港旅客ターミナル内売店(6店舗)において電子マネーを使用できるようにします。

2.14年度内に実施すべく検討を進めている施策

  1. 「e‐チケット」実証実験
    :空港チェックイン手続き等のIT化に関する実証実験
     
    • 予約、決済、チェックイン等に利用可能な基盤ツールとして、携帯情報端末へのICチップ、アプリケーション搭載等について研究開発、実証実験を行います(国土交通省による実証実験)。

  2. 「e‐インフォメーション」実証実験(Phase2)
    :アクセス交通等の総合情報提供に関する実証実験
     
    • 上記Phase1実験時のシステム改良、サービス追加を図り、年明けに再度実証テストを行うこととしています(追加機能については検討中。国土交通省による実証実験)。

  3. 移動制約者のための歩行ガイドロボット(盲導犬ロボット)の活用に関する実証実験
    • 空港内での移動制約者の案内について、実証実験を実施することと


  (別添資料)新東京国際空港内における高速インターネット接続サービスPDF形式

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