国土交通省
 国土づくりの超長期グランドデザイン(仮称)の策定につ
 いて

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平成14年4月26日
<問い合わせ先>

国土計画局総合計画課

 (内線29307、29308)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 

  1. 趣旨
    1我が国経済社会の今後100年を展望すると、人口減少・高齢化社会の到来、地球環境問題の深刻化、技術革新等により、これまでの100年の延長ではとらえられない大きなパラダイム・シフト(枠組みの転換)を、世紀半ばには迎えることとなる。

    2さらに、将来の世代も含めた我が国経済社会に対する不安感、不透明感が高まる中、今後の国土づくりに当たっては、将来どのような社会を実現しようとしているのかを、国民にわかりやすく問いかけ、共通認識を形成する必要がある。

     例えば、1915年、100年後を想定した壮大な計画の下、植樹がなされた明治神宮の森は、現在の大都市東京にあって、貴重な緑の空間を形成しており、今後の国づくり・地域づくりに大きな示唆を与えるものである。

    「百年の大計」に基づく明治神宮の森
    「百年の大計」に基づく明治神宮の森

    3 このため、「百年の大計」の視点に立った将来像「国土づくりの超長期グランドデザイン(仮称)」を国民に提示し、国民的論議を喚起する。

  2. アウトプットイメージ
    1百年先を見通した、イメージ図などによるわかりやすい将来像を提示する。

    将来像は、

    a)国民の将来に対する不安感・不透明感を払拭する、生活に身近な課題
    b)世代交代による価値観・意識の変化、技術革新等による新生活様式の提案
    c)国際競争力、地球環境問題への対応等、持続可能な発展を支える戦略に応えるものとし、将来像の提示にあわせ、その具現化に向けての国・地方を含めた行政全体のあり方、民間・公共のあり方、さらには、将来を見通して現在から取り組むべき課題の提示をめざす。

  3. 従来の枠を離れた進め方
    • 作成に当たっては、大臣直属のワーキンググループ「超長期グランドデザイン・タスクフォース(仮称)」をテーマ毎に設置する。
    • ワーキンググループのメンバーは、意欲・アイデアのある若手・中堅職員を省内で公募する。


超長期グランドデザイン(仮称)の策定についてPDF形式

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