平成１４年８月２６日

＜問い合わせ先＞

道路局企画課道路経済調査室

（内線37642)

TEL：03-5253-8111（代表）

　

• 道路行政の成果を表す指標として「利用者満足度」を採用
  　道路行政においては、平成１５年度より、道路事業の成果を表す指標（アウトカム指標）により政策目標を設定し、これに基づき、行政運営を行う方針であり、それらアウトカム指標の一つとして、各種道路サービスに対する道路利用者の満足度を５段階評価で表した「利用者満足度」を採用します。

• 全国３万４千人を対象に調査を実施
  　平成１４年６月２０日から７月２１日にかけて、道路利用者の道路サービスに対する満足度について、インターネットを用いて調査を実施し、全国より約３万４千人の回答が得られました。調査にあたっては、道路全般に対する満足度、道路種別ごとの満足度、渋滞、交通安全などの施策別の満足度について、それぞれ「非常に不満」から「非常に満足」まで５段階で評価し、５点満点の「満足度」を算出しました。

• 道路全般に対する評価は５段階評価で「２．６」
  　調査の結果、道路利用者の、道路全般に対する満足度は、「2.6」となり、全体として「やや不満」であるという結果となりました。

• 利用者は高速道路の料金、路上工事、歩行者の安全に不満
  　施策別の満足度では、高速道路の料金に対する満足度が「1.7」と最も低くなったほか、路上工事のやり方（満足度:2.2）、歩行者の安全性（満足度:2.2）が次いで低く、これらの項目についての利用者の不満が大きいという認識が裏付けられました。

• 毎年調査を実施し、５年以内に３点以上とすることが目標
  　国土交通省においては、今後、利用者満足度調査を毎年度実施し、さらに詳しい分析をし、その分析結果を行政に反映させることで、「利用者満足度(上記｢道路全般に対する満足度）」を平成１９年度には「3.0」以上とすることを目標に、道路利用者のニーズを踏まえた道路行政を進めてまいります。

※本記者発表資料の詳細なデータについても道路ＩＲサイト(https://www.mlit.go.jp/road/ir/)において公表しています。

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道路に対する利用者満足度調査結果概要

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