国土交通省
 「建築系廃棄物を利用したリサイクル建築資材に
 関する提案募集」の実施について
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平成14年3月1日
<問い合わせ先>

住宅局住宅生産課

(内線39413、39429)
TEL:03-5253-8111(代表)

 

 「建築系廃棄物を利用したリサイクル建築資材に関する提案募集」を別添資料のとおり実施することとしましたので、お知らせします。
 本提案募集では、「建築系廃棄物(注)を再生資源として利用したリサイクル建築資材」について、現在市場に流通しているもの、または今後流通する見込みのあるものを幅広く募り、その結果を選定提案集としてとりまとめて公表することにより、わかりやすい情報提供、リサイクル建築資材の技術開発の促進、住宅供給事業者における広範な利用を図ることを目的とします。

(注)ここでは、建築物を解体した際に排出される廃棄物又は建築物を建設する際に建設現場で排出される廃棄物をいう。


参考資料

建築系廃棄物を利用したリサイクル建築資材に関する提案募集(概要)

  1. 提案募集の内容
    (1)名称
     『建築系廃棄物を利用したリサイクル建築資材に関する提案募集』

    (2)実施主体
     主催者(業務受託者):(財)日本建築センター
     業務委託者:国土交通省、都市基盤整備公団、公共住宅事業者等連絡協議会

    (3)応募資格
     リサイクル建築資材の開発や利用に関し自らの技術として提案し、広く活用する意向を持つ個人、企業等

    (4)応募料
     無料

    (5)提案募集の対象
     次の1.〜3.をすべて満たすリサイクル建築資材を対象とする。ただし、再生原料を用いて製造することが通常に行われているもの(例:既にリサイクルが確立されている電炉鋼材、銅製品、再生アルミ製品等。)は除く。

    1. 建築系廃棄物を原材料として利用する建築資材
       原材料の調達状況によっては建築系廃棄物が含まれないことがあるものも対象とする。
       リユースは対象外とする。
    2. リサイクルを進める上での隘路を打開する次のいずれかの技術的提案を含む建築資材
       イ)リサイクル建築資材の製品化の技術
       ロ)リサイクル建築資材の利用の技術
       ハ)当該建築資材を廃棄する際の分別や、回収に関しての負担を軽減する技術
    3. 次のいずれかに該当する建築資材
       イ)既に製品化されているもの若しくは直ちに実用化できるもの。
       ロ)直ちには実用化できないが、若干の技術改善等により比較的短期間で実用化が可能と考えられるもの。
       ハ)実用化までに研究・開発を要するが、実用化の見込みがあるもの。

  2. 選定基準及び審査方法
    (1)選定基準
     応募された提案のうち、募集要綱に定める選定基準に基づき選定する。

    (2)選定審査方法
     選定審査は、(財)日本建築センターに設置する「建築系廃棄物を利用したリサイクル建築資材審査委員会(委員長:東京理科大学教授 真鍋恒博)」において書面審査により行う。

  3. 選定結果の公表・普及等
    (1)選定結果の公表
     選定された提案については、登録者名・提案名称・提案概要・講評等を内容とする提案一覧及び審査の経緯を公表する。

    (2)選定提案の取り扱い

    1. 選定された提案について、「建築系廃棄物を利用したリサイクル建築資材選定提案集(仮称)」を作成し、地方自治体、関係団体等に配布するとともに、ホームページに掲載し、利用者に必要な情報提供を行い、提案技術の広報・普及を図ることとする。
    2. 今後の技術開発等により公団住宅等における実用化が見込める提案、その他極めて有効であると考えられる提案に対しては、実用化の促進に向けて、都市基盤整備公団等が共同研究等の検討を行う。

  4. スケジュール
    • 応募登録期間    平成14年3月1日〜平成14年4月26日
    • 応募図書提出期間 平成14年5月7日〜平成14年5月24日
    • 審査結果発表    平成14年8月上旬(予定)

  5. 募集要綱の配布及び問い合わせ先(事務局)
     (財)日本建築センター 建築技術研究所 開発部開発課
      〒105-8438 東京都港区虎ノ門3−2−2 第30森ビル
      TEL 03-3434-7163 FAX 03-5473-8037

    ※募集要綱は(財)日本建築センターのホームページに公開予定。
      http://www.bcj.or.jp/

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