平成14年7月24日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局 |
総務課(内線41172) |
旅客課(内線41232) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省では、事業用自動車の運転者による飲酒運転の防止について従来より自動車運送事業者に対して繰り返し指導の徹底を図ってきたところであり、去る2月13日にも刑法及び道路交通法の改正を踏まえて、「飲酒運転等悪質・危険な運転行為による事故防止の徹底について」通達したにもかかわらず、今般、7月7日にジェイアール東海バス(株)の運転者による酒気帯び運転の事実が判明しました。
これは、高速路線バスの輸送の安全に対する社会の信頼を揺るがす事件であり、極めて遺憾であります。
これに対し中部運輸局では、ジェイアール東海バス(株)に対して7月10日に監査を行った結果により、平成14年7月24日、道路運送法に基づいて輸送施設の使用停止命令及び輸送の安全確保命令を発出したところでありますが、本省においても、本日、社団法人日本バス協会に対し、今回の酒気帯び運転の発生を契機として、全国の高速路線バス事業者が別紙の再発防止策を参考として、飲酒運転防止対策の再点検を実施し、飲酒運転の防止に万全を期するよう、通達しましたのでお知らせします。
対策 | 実施時期 |
<厳正な点呼実施> ・最終飲酒時間、量の自己申告 ・点呼担当者との距離の短縮 ・アルコール検知器の導入 |
7/9より実施 7/9より実施 機器準備次第速やかに |
<社員管理> ・緊急営業所長会議 ・職場総点検 |
7/8実施済み 7/15〜7/17実施済み |
All Rights Reserved, Copyright (C) 2002, Ministry of Land, Infrastructure and Transport