国土交通省
 バス事業における飲酒運転の再発防止対策について
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平成14年9月2日
<問い合わせ先>
自動車交通局
  総務課安全対策室

(内線41172)

  旅客課   (内線41232)
TEL:03-5253-8111(代表)

 

 去る8月28日に神戸市交通局の路線バスによる酒気帯び運転・死亡事故が発生しました。
 飲酒運転の防止については、平成14年2月に刑法及び道路交通法の改正を踏まえて、「飲酒運転等悪質・危険な運転行為による事故防止の徹底について」通達したにもかかわらず、また7月のジェイアール東海バス(株)における酒気帯び運転の発生が教訓としていかされることなく、路線バスの酒気帯び運転による事故が再度引き起こされたことは誠に遺憾であります。
 今後バス事業における飲酒運転の再発を防止するため、できる限りの対応をとることが必要であります。
 このため、平成14年9月2日、社団法人日本バス協会に、以下の対応策を早急に実施するよう通達しましたのでお知らせします。

  1.  日本バス協会において、飲酒運転防止対策会議を設置し、飲酒運転防止に向けたより具体的なマニュアル、飲酒運転防止対策事例集等の策定をするとともに、その周知徹底を図ること。
  2.  都道府県バス協会において、関係事業者の参集を求め、各地方運輸局等の協力を得て、飲酒運転の再発防止策について改めて周知徹底を図るとともに、運転者に対する指導・教育、点呼時のチェック方法、飲酒傾向の強い運転者の把握・改善指導等の状況について、各事業者毎に飲酒運転防止対策の再点検を実施させ、その結果を報告させること。

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