国土交通省
 日中造船課長会議の結果について
ラインBack to Home

平成14年5月24日
<問い合わせ先>
海事局造船課

(内線43756、43753)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

日時
2002年5月20日(月)

場所
中国国防科学技術工業委員会

出席者
日本−国土交通省海事局造船課 木内課長、吉原造船協定対策官、在中国日本大使館 柏木一等書記官、戸ノ崎二等書記官 他
中国−国防科学技術工業委員会民品発展司船舶処 ニエ処長(課長)、陳副処長(課長補佐) 他

概要

  1. 最近の両国の造船業の状況
    • 日本側より、2001年の比較的好調な受注実績、業界の構造改革努力、高齢化問題等を説明。
    • 中国側より、2001年は中国造船業も好調な実績をあげ、受注、手持ち工事量が増加してきたこと、CSSCとCSIC分離後良好な実績をあげてきていること等を説明。

  2. OECD造船部会関連事項
    (1)新造船協定交渉
    • 日本側より第101回造船部会(平成14年4月25、26日)の結果(需給SGの再開、新協定交渉の開始)を説明。
    • 平成14年9月より開始予定の新協定交渉への中国の参加について意向を確認したところ、中国側は、第1回会合からの参加意欲を示し、準備の都合のため事務局から出来る限り早期に参加招請の連絡があることを期待する旨の回答があった。
    (2)OECD造船部会参加についての中国側検討状況
    • 造船部会への中国の参加に関し、中国側での検討状況を確認したところ、中国側は、OECD鉄鋼委員会からも参加の呼びかけがあり、併せて中国政府部内で検討している旨、また、将来的に造船部会に参加したい旨回答があった。
    (3)その他
    • 平成14年4月に発効した輸出信用に関する新船舶セクター了解の市場への影響について意見交換を行った。

  3. その他
    • 平成14年3月の日韓造船課長会議で話題に上げられた日韓中造船課長会議開催のアイデアについて、中国側から関心が示された。

  4. スタディ・ツアー(平成14年5月22日)
    • 上海外高橋造船有限公司を訪問し、陳総経理と意見交換を行うとともに、施設を見学した。

    (参考)

    • 上海港務局を訪問(平成14年5月22日)し、外高橋ターミナルを見学するとともに、陸局長他と意見交換し、今後、日本・上海間TSL航路の可能性に関し専門家による具体的な調査を実施することで合意。

ライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2002, Ministry of Land, Infrastructure and Transport