国土交通省
 「スーパーマリンガスタービン」の公開運転について
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平成14年9月9日
<問い合わせ先>
海事局技術課

(内線44324)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 世界最高の熱効率と他に類のない低NOx排出量等を目標に、日本財団の支援のもと、平成9年度以来ナショナルプロジェクトとして研究開発が進められている「スーパーマリンガスタービン」につきましては、去る8月8日(木)付で公開運転のご案内をいたしましたが、公開前にガスタービン内部の軸受付近に異常振動が見つかったことから、安全を優先し、公開運転を一時延期(8月21日(水)付でご連絡しております。)とさせて頂いておりました。
 その後、原因箇所の特定、改良を行い、安定した運転が可能となりましたことから、この度、下記の通り公開運転を実施する運びとなりましたので改めてご案内いたします。
 この「スーパーマリンガスタービン」は、燃費の改善、環境負荷の低減などを目指し、平成17年度からの実証試験が予定されている「スーパーエコシップ」に搭載することを念頭に、ガスタービンエンジンメーカーにより設立された「スーパーマリンガスタービン技術研究組合」が研究開発を行っている革新的な船舶用ガスタービンエンジンです。(別添1、2参照)

  1. 日時
     平成14年9月12日(木) 13時00分〜15時30分(雨天決行)

  2. 場所
     川崎重工業(株)明石工場(兵庫県明石市川崎町1番1号)(集合場所等については別添3参照)
     <当日連絡先>
     川崎重工業(株)ガスタービン開発センター
     TEL:078-921-1525(ダイヤルイン)

  3. スケジュール(概略) ※天候等の理由により変更する場合もございます。
    ○13:00〜15:30
    • SMGT説明、見学、運転見学、質疑応答等

    ○15:40
    • 説明会場出発(バスで駅まで送迎)

    なお、準備の都合上、取材希望、出欠等に関しまして、9月11日(水)までに上記国土交通省連絡先へご連絡下さい。


(別添1)SMGT普及への計画

SMGT普及への計画


(別添2)スーパーマリンガスタービンの研究開発

  1. 研究開発の目標
    次の3点を開発目標とする船舶主機用2,500kW級のガスタービンを開発します。
    • 通常のガスタービンと比較して、燃料消費量を約30%削減(世界最高)
      最近ヨーロッパのメーカーにより開発された現在世界最高のガスタービンでも約20%の削減に留まっている。
    • NOx排出量がディーゼルエンジンの約1/10
    • 燃料として、通常のガスタービンが使用する軽油に替えて、より入手が容易なA重油を使用可能

スーパーマリンガスタービンの研究開発


(別添3)集合場所及び時刻

 12:40までに、西明石駅新幹線側出口の集合場所(案内図参照)にお越しください。
 東京方面からは、ひかり145号:東京8:46→西明石12:12が便利です。担当者が、説明会場への送迎バスにご案内いたします。集合時間に間に合わなかった場合、説明会場(キャッスルプラザホテル:案内図参照、西明石駅より徒歩約5分、TEL078-927-1111)へ直接お越しください。

西明石駅周辺案内図(集合場所)
西明石駅周辺案内図(集合場所)

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