国土交通省
 コンテナターミナルゲート24時間フルオープン化に向けた
 実証実験の実施について

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平成14年9月17日
<問い合わせ先>
海事局港運課

(内線43602)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 港湾の24時間フルオープン化については、我が国における港湾物流をより一層効率化する観点から、平成13年7月に閣議決定された「新総合物流施策大綱」に、その早期実現の必要性が盛り込まれたところです。

 こうした中、平成13年11月末には、港運労使の合意により、1荷役作業については1月1日を除き364日24時間実施すること、2ゲート作業については土・日・祝日も平日と同様に8:30〜20:00まで実施すること、が可能となり、港湾の24時間フルオープン化の実現に向け大きく前進しました。

 (注)荷役作業  :コンテナ船からの貨物の積み卸し作業
    ゲート作業:トラックで運搬されるコンテナのターミナルでの受付作業

 コンテナターミナルゲートの24時間フルオープン化については、財務、国土交通、経済産業省の三政務官(砂田、菅、下地衆議院議員)により、平成14年6月11日に策定された「我が国産業の空洞化STOP!」に盛り込まれたところです。
 国土交通省海事局としては、その早期実現に向け、平成14年6月27日に関係者による港湾物流効率化推進調査委員会(座長:金子彰東洋大学国際地域学部教授)を設置し検討を行ってきたところ、平成14年10月7日より、横浜港の南本牧ふ頭において、下記の通り実証実験を実施することが決まりましたのでお知らせします。

 

本実証実験の概要
港湾の24時間フルオープン化の進展PDF形式
実証実験実施のご案内(リーフレット)PDF形式

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本実証実験の概要

 

  1. 目的
     早朝・夜間・休日における荷主・トラック事業者のコンテナターミナルゲート利用ニーズを具体的に把握し、コンテナターミナルゲートの24時間フルオープン化の実現可能性について検討する。

  2. 内容
     荷主・トラック事業者が24時間いつでもコンテナ貨物の搬出入を行えるよう、コンテナターミナルに近接した場所に、24時間利用することが可能なストックヤード(コンテナ貨物の仮置き場)を設置する。ストックヤードからの搬出入時刻は、予めインターネットを利用して予約する。  例えば、輸入コンテナ貨物のストックヤードからの搬出を朝5時に予約した場合、予約時刻までに、当該コンテナ貨物はコンテナターミナルからストックヤードに移送され、予約時刻以降はいつでも搬出が可能となる。

    実験開始日
    平成14年10月7日(月)より

    実験場所
    横浜港南本牧ふ頭

    実施主体
    社団法人神奈川県トラック協会、マースク株式会社、三菱倉庫株式会社、株式会社日新、横浜市港湾局、財団法人横浜港埠頭公社、国土交通省海事局、同港湾局、関東地方整備局、関東運輸局

実証実験概要図

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