平成14年9月11日 |
<問い合わせ先> |
港湾局計画課 |
(内線46304、46327)
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海事局港運課 |
(内線43602)
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TEL:03-5253-8111(代表) |
- 委員会設置の趣旨
国土交通大臣の諮問機関である交通政策審議会港湾分科会が7月12日に取りまとめた「経済社会の変化に対応し、国際競争力の強化、産業の再生、循環型社会の構築などを通じてより良い暮らしを実現する港湾政策のあり方(中間報告)」において、スーパー中枢港湾の育成が提案された。スーパー中枢港湾は、近隣アジア主要港の近年の躍進によって相対的な地位が低下している我が国のコンテナ港湾の国際競争力を重点的に強化するため、現下の第九次港湾整備7ヶ年計画下において整備を推進して来た中枢国際港湾などの中から指定し、実験的、先導的な施策の展開を官・民連携の下で行うことによりアジア主要港湾を凌ぐコスト・サービスの実現を図ろうとするものである。
国土交通省港湾局及び海事局はスーパー中枢港湾の育成のため、コンテナ港湾としてのコスト・サービス構造を変えてゆこうとする意欲と見込みのある港湾又は地域の中から、国、港湾管理者等が連携して港湾のコスト・サービス構造改革の道筋がつくものについて、次期長期計画期間中にスーパー中枢港湾の指定をすることとしている。本委員会は、このスーパー中枢港湾指定に向けた作業の過程において、国土交通省港湾局及び海事局に対して、専門性の観点に加えて、透明かつ客観的な判断を提示する役割を有する。
- 委員会の役割
(1)スーパー中枢港湾の指定基準の策定
(2)スーパー中枢港湾候補の取り組みの指定基準への適合度の判定
- 委員会の構成:
別添のとおり
- スケジュール(案):
平成14年度
(9月以降) |
スーパー中枢港湾選定作業WGの設置 |
スーパー中枢港湾の指定基準の検討・公表 |
スーパー中枢港湾の公募 |
作業WGによるヒアリング [委員会適宜開催] |
平成15年度 |
スーパー中枢港湾の指定 |
※第1回委員会は10月上旬を予定
(別添)
スーパー中枢港湾選定委員会メンバー(案)
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委員長
水口弘一 (株)野村総合研究所元社長
委員 尾崎 睦 (社)日本港運協会会長
黒田勝彦 神戸大学教授
杉山武彦 一橋大学教授 (物流・産業部会長)
須田 X 八戸工業大学教授(港湾分科会会長)
寺島実郎 (財)日本総合研究所理事長
平野裕司 (社)日本船主協会港湾物流委員会委員長
松本忠雄 (社)日本経済団体連合会輸送委員会
物流効率化に関するワーキンググループ座長
吉田和男 京都大学教授 ※委員は五十音順
行政委員 徳留健二 海事局長
金澤 寛 港湾局長

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