平成14年11月11日 |
<問い合わせ先> |
港湾局環境整備計画室 |
(内線46652、46684)
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TEL:03-5253-8111(代表) |
- 研究会の目的
当研究会は、潜在的ニーズが大きい海辺における自然体験活動や環境教育活動の拠点となる自然学校について、自然学校づくり、運営システム、指導者養成システム等に関する総合的な研究を行い、NPO等とも連携・協働する海辺の自然体験活動を促進する目的で設置したもので、千葉県館山市及び茨城県大洗町をケーススタディとして検討するものである。
- 研究会メンバー
別紙参照。
- 研究会スケジュール
別紙参照。
- 第3回研究会の開催結果
(1)開催日時 平成14年11月8日 10:00~13:00
(2)開催場所 (社)日本港湾協会(東京都港区赤坂)
(3)検討テーマ
館山での「海辺の自然学校」試行結果報告
海辺の自然体験プログラムの提案
指導者養成カリキュラムの提案
経営方策
(4)議事概要
各委員の主な発言内容及び決定事項は次のとおり。
各委員の主な発言
- 親と子が一緒に参加できるプログラムを提供することは重要な視点。親子共通の体験によって、より深い対話が生まれる。
- 知らない人同士が参加し合う自然学校では、個人レベルでの交流が深まるまでに時間が必要。開催期間はその視点も踏まえて設定すべき。
- 身障者が自然体験活動に参加する方策を検討すべき。海の活動では、アクセスディンギー乗船体験などが考えられる。
- 海のプロである漁業者が、活動の指導者として参画する機会をつくることも検討すべき。そのような地域内の連携構築が活動の推進にあたって重要。
- NPO等への活動に行政がどう支援していくかが重要な視点。民間団体の自立を視野に入れたパートナーシップ体制が求められる。
- 自然学校の経営にあたっては、兼業自立型の経営方策を考えることも必要。
別紙
海辺の自然学校研究会の概要
(1)研究会メンバー
座長 |
岡島 成行 |
大妻女子大学教授(家政学部ライフデザイン学科) |
副座長 |
近藤 健雄 |
日本大学教授(理工学部海洋建築工学科) |
委員 |
小谷 隆亮 |
大洗町長 |
〃 |
勝海 務 |
館山市助役 |
〃 |
浅井 信 |
館山市観光協会 観光プロデューサー |
〃 |
辰野 方哉 |
NPO法人 たてやま・海辺のまちづくり塾 理事長 |
〃 |
三瓶 雅延 |
沖ノ島サンゴを見守る会 代表 |
〃 |
ジャックT・モイヤー |
海洋生態学者、NPO法人 ジャック・モイヤーズ オーシャンアカデミー(申請中) 代表 |
〃 |
川嶋 直 |
社団法人日本環境教育フォーラム 理事 |
〃 |
佐藤 初雄 |
NPO法人 自然体験活動推進協議会 副代表理事 |
〃 |
中根 裕 |
(株)ツーリズム・マーケティング研究所 主席研究員 |
専門委員 |
海野 義明 |
オーシャンファミリー 海洋自然体験センター 代表 |
関係行政機関 |
岩瀧 清治 |
国土交通省港湾局環境整備計画室長 |
〃 |
難波 喬司 |
国土交通省港湾局海岸・防災課海岸企画官 |
〃 |
増田 直樹 |
国土交通省総合政策局観光部旅行振興課総括課長補佐 |
〃 |
小池 剛 |
国土交通省河川局砂防部保全課海岸室海洋開発官 |
〃 |
下村 善量 |
文部科学省スポーツ・青少年局青少年課青少年体験活動推進専門官 |
〃 |
後藤 乙夫 |
環境省自然環境局総務課自然ふれあい推進室室長補佐 |
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(敬称略)
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(2)研究会スケジュール
- 平成14年7月12日:第1回研究会(東京)
→研究会の進め方
→海辺の自然体験活動・指導者養成の実態
→館山での試行計画の提案
- 8月10~12日: 館山市において海辺の自然学校の試行
→「指導者養成セミナー」と「子ども向け自然学校」の二部構成
- 8月12日:第2回研究会(館山)
→現地見学会、試行結果の仮報告
- 11月8日:第3回研究会(東京)
→試行結果の本報告
→海辺の自然体験プログラムの提案
→指導者養成カリキュラムの提案
→経営方策の検討
- 平成15年2月(予定)第4回研究会(東京)
→海辺の自然学校ネットワーク構築の提案
→各項目最終提案・とりまとめ

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