全日空ハイジャック事件で国が提訴された件についての国土交通大臣コメント

平成１４年７月１９日

＜問い合わせ先＞

航空局監理部総務課危機管理室

(内線48161、 48163)

TEL：03-5253-8111（代表）

　平成１１年７月の全日空機ハイジャック事件について、亡くなられた長島機長の御遺族から、本日（１９日）、国等に対し損害賠償請求訴訟が提起されました。
　現時点においては、訴状の送達を受けておりませんが、国土交通省としては、今後訴状の内容を十分に確認、検討の上対応を考えて参りたいと考えております。
　この事件は、犯人が到着ロビーにある受託手荷物の受取場から出発ロビーに逆流し、犯行に及んだものであることから、その後、旅客の逆流防止を目的とした警備員の配置や施設改善等の徹底や、旅客の保安検査を厳格化するなど、ハイジャックの再発防止対策に万全を期してきているところです。
　国土交通省としては、二度とこのような悲惨な事件が起こらないよう、さらに航空機の安全運航の確保に万全を期していきたいと考えております。