国土交通省
 エアドゥ再生に係る債権者集会の結果について
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平成14年11月6日
<問い合わせ先>
航空局監理部航空事業課

(内線48502)

 経理補給課

(内線48602)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  1.  本日6日、午前10時、東京地方裁判所において、北海道国際航空(株)(エアドゥ)の再生に係る債権者集会が開催され、決議の結果、国を含む再生債権者全員の賛成により、同社の再生計画案が可決され、直ちに同裁判所により認可決定された。(別紙参照

  2.  国としては、これまで関係機関において検討してきた結果、
     1計画案が会社再生を前提として、債権者の立場を最大限に考慮した内容となっていること
     2経済的にも同計画案に賛成することが有利と判断されること
     から、同計画案に賛成することとなったもの。

  3.  今後、順調に進めば、裁判所による「再生計画の認可決定の確定」等の手続きを経て、15年1月から新生エアドゥとして再生計画が遂行される運びである。

  4.  国土交通省としては、今後、再生計画に基づき、エアドゥが利用者の期待に応えて「北海道の翼」として再生することを期待するものである。また、これまでの新規航空会社による利用者利便の向上への貢献を高く評価し、今後とも新規航空会社の支援に努めていく所存である。


別紙

エアドゥに係る再生計画の骨子

1基本方針:
 全日本空輸(株)との共同運航を含めた業務提携等により売上増と費用の大幅削減を実現し、高コスト体質から利益体質への転換を目指すことを基本とする。

2再生債権:
 4者、約39億円(うち、国=16.1億円)

3弁済率:
 再生債権の10%を弁済(90%を免除)
 (うち、国=弁済1.6億円、免除14.5億円)

4弁済期間:
 15年度末から17年度末の3年間で均等弁済

5資本金:
 既存株式の100%無償減資

6増資:
 全日本空輸(株)、北洋銀行をはじめとする道内企業等・企業再生ファンドから20億円〜30億円の出資を募る計画

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