平成14年6月17日 |
<問い合わせ先> |
大臣官房技術調査課 |
(内線22304、22344) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
広範な学際領域における建設技術革新を促進し、それらの成果を公共事業等で活用することを目的として、大学等の研究機関等の研究者等に研究開発費を補助するために、平成13年度に創設された「建設技術研究開発助成制度」については、平成14年4月1日(月)から4月30日(火)の間に、研究開発課題の公募を実施したところ、84件の応募がありました。
その後、建設技術研究開発助成制度評価委員会において審査された結果を踏まえ、別紙の6課題の採択を決定しましたので、お知らせいたします。
(別紙)
建設技術研究開発助成制度評価委員会における審査結果を踏まえて、採択課題を以下のとおり決定した。
【一般分野】
研究開発課題名(概要) | 交付申請者名 | 交付予定額 |
ペンシルビルの連結による街並み再生手法の研究 (概要) 既存または新設のペンシルビルを連結することにより、災害安全性、空間効率及び街並み景観の向上を実現し都市を再生するための効果的な連結手法、構造システム、設備システムを実現するための方策を提案する。 |
千葉大学工学部デザイン工学科講師
安藤 正雄 |
36,000千円 |
バルコニー一体型ソーラー利用集合住宅換気空調システムの開発 (概要) 自然エネルギーを利用した、省エネ、全室快適、健康的な集合住宅換気空調システムの開発を行う。 |
東北大学大学院工学研究科助教授
持田 灯 |
30,000千円 |
室内化学物質空気汚染の事前評価と健康影響防止技術の開発 (概要) 建物室内の揮発性有機化合物などによる空気汚染の事前予測評価手法、空気汚染メカニズムとその予測手法の確立、最適濃度低減方法選択法を開発するため、空気中の化学反応メカニズム、化学物質発生量予測、要素技術による濃度低減効果などについて研究を行う。 |
東京大学生産技術研究所教授
加藤 信介 |
38,750千円 |
地上測量ゼロを可能にする航空測量機器およびソフトの研究開発 (概要) 地上測量を限りなくゼロに近づける航空測量機器およびそのソフトを開発するため、高性能光学機器、記録装置、基本計測測図化機能、画像作成機能などについて研究を行う。 |
東京大学空間情報科学研究センター教授
柴崎 亮介 |
34,000千円 |
【総合技術開発プロジェクト関連分野】
研究開発課題名(概要) | 交付申請者名 | 交付予定額 |
環境中における雨天時下水道由来のリスク因子の変容と動態 (概要) 都市域の雨水時汚濁問題に関連して、化学物質と病原微生物の発生源とそれらの受水域における環境動態を調査し、汚濁対策評価に必要となる負荷量算定やリスク評価手法を提案することにより、安全で快適な親水空間を創出することに寄与する。 |
東京大学大学院工学系研究科教授
古米 弘明 |
47,250千円 |
社会基盤施設の高精度情報化診断・寿命予測技術に関する研究開発 (概要) 社会基盤施設の高精度情報化診断・寿命予測技術を開発するため、レーザー計測装置やデジタル画像計測システム、寿命予測ハイブリッドシミュレーションシステムなどについて研究を行う。 |
東京大学大学院工学系研究科助教授
阿部 雅人 |
36,000千円 |
(参考)研究開発課題の公募テーマ、建設技術研究開発助成制度評価委員会について
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