国土交通省
 入札監視委員会の議事概要について
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平成14年10月30日
<問い合わせ先>
大臣官房官庁営繕部管理課
(内線23153、23113)
TEL:03-5253-8111(代表)

 

 平成14年度第2回国土交通省大臣官房官庁営繕部入札監視委員会が、平成14年10月4日(金)に国土交通省大臣官房官庁営繕部会議室において開催されましたので、その議事概要についてお知らせいたします。<別紙参照>


平成14年度第2回 国土交通省大臣官房官庁営繕部入札監視委員会議事概要

開催日及び場所 平成14年10月4日(金)国土交通省大臣官房官庁営繕部会議室
委員 委員長    沖塩 荘一郎 (東京理科大学名誉教授)
委員長代理 谷口 汎邦  (東京工業大学名誉教授)
委員      小川 光吉  (情報処理振興事業協会監事)
         神田 良    (明治学院大学経済学部教授)
         宮本 健蔵  (法政大学法学部教授)
審議対象期間 平成14年6月1日〜平成14年8月31日
抽出案件(工事)  
一般競争 1件
公募型及び
工事希望型指名競争
1件
通常指名競争 1件
随意契約 2件
小計 5件
抽出案件(コンサルタント業務) 1件
合計 6件
委員からの意見・質問、
それに対する回答等
意見・質問:別紙のとおり
回答:別紙のとおり
委員会による意見の
具申又は勧告の内容
なし


別紙
委員 国土交通省
1.官庁営繕部工事及びコンサルタント業務等の発注状況について  
○設計業務が指名競争になっている理 由は何か。 ○一般的な設計業務はプロポーザル(随意契約)だが、小規模かつ定型的な業務で創造能力が求められないものについては、指名競争で行う場合もある。
○5件の随意契約のうち3件は新規のものだと思うが、随意契約にした理由は何か。 ○1件は工事の特殊性による特命随意契約的なもので、他の2件は前年度からの継続的な業務である。
2.指名停止等の運用状況について  
○官庁営繕部以外の省内の部署や他の発注官庁との連絡体制はどうなっているか。 ○指名停止をかける際には、内部部局及び各地方整備局の窓口と連絡をとりながら行っている。指名停止をかけた後については、国土交通省全体としてネットワーク化されているメーリングリストで情報を共有している。(他府省も参加している。)
3.一般競争入札
【参議院傍聴参観・テレビ中継施設建築工事】
 
○ISO9000の認証取得が競争参加資格要件に入っているが、今後も要件にしていくのか。
○一般競争などの大型工事で、特に競争を阻害する事情がなければ、基本的には要件としていく。
○本件は、大規模な工事であり競争参加資格を有する業者も多数いるのに11者しか応募しなかったのはなぜか。 ○各業者とも、十分な経験と能力を有する技術者がリストラで確保しにくくなっているということも一因となっていると思われる。
4.公募型指名競争入札
【参議院傍聴参観・テレビ中継施設電気設備(通信)工事】
 
○応募条件の実績について「庁舎、事務所又は類似施設」というのはこういう建物を造ったことがあるということなのか、それともこういう建物に通信設備をつけたことがあるということなのか。 ○庁舎、事務所又は類似施設に係る電気設備工事を元請として施工した実績を有することが必要であるという意味である。
5.通常指名競争入札
【中央合同庁舎第4号館屋上(02) 緑化整備工事】
 
○2回目の応札で辞退している者が多い理由は何か。 ○1回目の最低応札額を知った者の多くがその金額を下回ることは困難と考えて2回目で辞退したと思われる。
6.随意契約
【国総研(立原)エネセン棟その他改修(02)受変電設備その他工事】
 
○改修工事では撤去工事が必要になるなど新築には無い難しさがあると思うが、予定価格の妥当性が確保されているか。 ○積算基準に基づき予定価格を設定するなど、積算方法は新設も改修も同じである。ただ、ご指摘の通り新築にはない改修工事特有の別の工事が発生する場合は、積算段階で積み上げることとなる。
【経済産業省総合庁舎改修(02)機械設備(空調)その他工事】  
○平成11年度から毎年改修を行っているが、一括に発注した方が安いのではないか。 ○建物を使いながらの改修になるので、工事が可能なところから順々にやっていくという作業が必要になる。また、単年度予算システムというものがあるので予算の枠内で随時改修を行っている状況である。
○設備関係は14〜15年経った頃から計画的に改修を行わねばならないというのが経験則となっているのか。 ○約15年くらい経つと設備機器の改修が次第に必要となってくるが、そうした場合に4〜5年といった数年をかけて改修している場合もある。
7.コンサルタント業務 随意契約
【新議員会館基本計画作成業務その2】
 
○基本計画を受託した業者に実施設計も委託するのか。 ○一般的にはその業務の内容、目的、業務に伴う著作権等の観点等により、基本設計と実施設計を随意契約により発注することもある。
(その他:再苦情処理について)
 ・今回は無かった旨、事務局より報告。

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