平成１４年６月３日

＜問い合わせ先＞

北海道局企画課

（内線52203､52223）

TEL：03-5253-8111（代表）

　

　ブロードバンド化の進展とともに、厳しさを増す北海道の地域間競争力を高め、ITのメリットを北海道の産業振興に活用するため、北海道電力、北海道の民放5局、北海道、国土交通省等が協力し、全国初の「メディア系データセンター機能」として、高速インターネット接続、安定的かつ柔軟なマルチメディア配信設備、サーバ運用等のみならず、地域の視聴者と放送局をインターネットで結ぶことでローカル情報をマーケット化する機能構築を進めようとしています。
　そのため、国土交通省北海道局は、北海道内企業等に参加を募り「北海道デジタルアセットマネジメントセンター研究会（Ｈ−ＤＡＭ研究会）」を設立し、同機能の実用化の支援を図ることとしました。
　以下にその概要を示します｡

• 研究会の主旨
  　北海道電力、北海道民放テレビ局、北海道新聞、自治体、国土交通省北海道局等が協力し、デジタル映像コンテンツ及びローカルデジタル情報のインターネットによる流通のため、インターネットデータセンター（iDC）を活用した低コスト共同施設の構築及び機能の検討を行なう。
  • 検討予定項目
    　(1)マルチメディアデジタル配信機能等の検討
    　(2)総合的にｉＤＣ機能で共有できる電子自治体、高度情報化住民サービスの利用の検討
    　(3)データストレージセンター機能の共同化の検討
    　 　　（ストレージ：コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する装置）
    　(4)リカレントセンターの産学官共同検討　など
    　　（リカレント：社会人等社会に出た者が再び学習の場に戻ってくること）

• 参加構成員
  　札幌テレビ、テレビ北海道、北海道テレビ、北海道文化放送、北海道放送、北海道新聞、北海道電力、北海道、国土交通省北海道局
  　事務局：（財）北海道地域総合振興機構

• 研究会スケジュール
  　平成１４年６月から数ヶ月を予定。
  　その後、本研究会の検討結果を受け、関係企業、自治体、国等による実証実験を予定し、検討機能の実用化可能性の確認を図る予定。

北海道デジタルマザーポート概要

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