国土交通省
 平成14年度北海道特定特別総合開発事業推進費の実施
 計画について

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平成14年10月18日
<問い合わせ先>
北海道局企画課

(内線52218)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 平成14年度の北海道特定特別総合開発事業推進費について、実施計画をとりまとめたのでお知らせします。

エコミュージアム構想イメージ(洞爺湖温泉街)、西山散策路見学風景


平成14年度北海道特定特別総合開発事業推進費の実施計画について

  1. 北海道特定特別総合開発事業推進費
     北海道特定特別総合開発事業推進費(以下、「特特推進費」という。)は、北海道開発事業の中で特に重要なテーマ(特定テーマ)に則り、年度途中であっても早急に実施し、効果を発現することが必要と考えられる事業に対して、弾力的な予算措置を可能とするよう設けられた制度である。
     この予算を活用することにより、集中的な事業の促進、効果の早期発現、投資の効率化が進められることが期待される。

  2. 平成14年度のテーマ
     特定テーマは、北海道をはじめとする関係行政機関等との協議により設定され、平成14年度の特特推進費においては、平成14年6月に策定された「洞爺湖周辺地域におけるエコミュージアム構想」(策定主体:西胆振6市町村)を踏まえつつ、『「有珠山周辺域の観光ネットワーク拠点機能の整備充実」〜自然災害からの復興と、自然との共生〜』をテーマとして、平成12年3月の有珠山噴火により大きな打撃を受けた有珠山周辺域の復興及び活性化のために必要となる基盤整備事業を関係機関の諸施策と連携を図りながら推進する。

  3. 平成14年度実施計画の内容−「有珠山周辺域の観光ネットワーク拠点機能の整備充実」をテーマとした基盤整備−
     平成14年度特特推進費は、平成14年6月に策定されたエコミュージアム構想を踏まえ、総合開発事業全体の推進効果が期待される事業について検討を行った結果、以下のとおり、事業費18億円、国費14億円を配分する。

    (1)地域固有の資源を活用した観光振興の推進
     事業費441百万円 国費(292百万円)

     地域固有の自然、景観、風土、歴史、文化などを観光資源として活用するため、噴火災害遺構や多彩な自然を生かしつつ、これらに触れあうための環境整備を進め、従来の温泉観光と併せ、これらの火山資源の活用など体験・学習型の新たな要素を加えた魅力ある地域を形成する。

    • 一般国道453号壮瞥歩道整備事業
    • 北湯沢優徳線道路改築事業
    • エコミュージアム火山遺構公園整備事業

    (2)安全・快適な都市機能・環境基盤等の整備
     事業費302百万円 国費(242百万円)

     安全・快適な都市機能・環境基盤等の整備を推進し、地域住民及び来訪者が有珠山を理解する取り組みを推進するとともに、全ての人々が安全・快適に暮らすことができる防災機能及び都市基盤の充実を図る。

    • 有珠山地区火山地域防災機能強化総合治山事業
    • 3・4・8中央通(主要道道洞爺湖登別線)街路事業

    (3)人流・物流・情報流のネットワーク構築
     事業費1,044百万円 国費(823百万円)

     有珠山周辺地域間、都市圏及び玄関口である新千歳空港と人流・物流・情報流等のネットワークを強化し、観光、産業、防災に資する。

    • 一般国道453号蟠渓道路事業
    • 一般国道37号虻田市街事業
    • 一般国道453号情報BOX整備事業
    • 一般道道豊浦洞爺線道路改築事業


平成14年度北海道特定特別総合開発事業推進費実施計画一覧PDF形式
平成14年度北海道特定特別総合開発事業推進費概念図PDF形式

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