米軍等によるイラクへの攻撃に関する国土交通大臣コメント

平成１５年３月２０日

＜問い合わせ先＞

危機管理室

（内線57702､57703）

TEL：03-5253-8111(代表)

　米軍等によるイラクへの攻撃に対応し、船舶や航空機等の安全確保や海上における治安の維持を図るための各種の対応措置を的確に推進することにより、国土交通省としても、国民の安全確保を図ってまいります。
　既に、攻撃開始後、私の指示に基づき、直ちに省内に「国土交通省イラク問題対策本部」を設置し、平成１５年３月２０日、緊急に第１回の会合を開催しました。また、海上保安庁においても「海上保安庁国際テロ警備本部」会議を開催し、現在、省を挙げて各種の対応措置を推進しております。
　国土交通省としては、今後、次の三点の対応措置に取り組んでまいります。
1. 　ペルシャ湾等の日本関係船舶の動静把握、航行警報の即時伝達等による航行の安全確保
2. 　イラク周辺国における旅行者等の安全確保や在留邦人の退避への協力
3. 　航空・新幹線等の交通機関のテロへの警戒、港湾・道路・ダム等の管理体制強化、海上保安庁による原子力発電所・米軍施設等の臨海重要施設の警備強化

　これらの取組みにより、国土交通省としては、国民の安全確保に向け、万全を期してまいることとしております。