平成15年6月24日 |
<問い合わせ先> |
国土計画局大都市圏計画課 |
(内線29474) |
電話:03-5253-8111(代表) |
<結果のポイント>初めて減少に転じたソフト系IT産業
ソフトウェア作成やホームページ作成代行業などのコンテンツの制作等を主要業務とするソフト系IT産業の事業所は、前回調査において開業事業所の伸び率が上昇したが、2002年9月〜2003年3月期の調査において大幅に開業率が低下し、初めて事業所数が減少した。
事業所の存続率:IT関連の好景気に敏感に反応した渋谷区
ネットバブルと言われた1999年9月〜2000年3月期は、情報処理サービスの開業率は上昇したが、同期に開業した事業所の存続率は、前後の期に比べ低い値となっており、ネットバブル期に開業した事業所が比較的弱い事業基盤を持つものや事業内容の転換や廃業の決断が早い身軽な事業者が多いことがうかがえる。 またネットバブル後に開業した事業者は、それまでの事業者に比べ廃業率が高く、業界全体としてもネットバブルを契機に動向の早い業態になったことがうかがえる。
渋谷区は2000年3月〜9月期に開業率が著しく上昇したが、同期に開業した事業所の存続率は他の区や前後の期間に比べて低い値となっており、渋谷区で開業した事業者は動向が極めて早く、環境の動向に敏感に対応する事業者が多かったと考えられる。
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