平成15年11月14日 |
<問い合わせ先> |
道路局国道・防災課 |
(内線37812、37842) |
高速国道課 |
(内線37732) |
有料道路課 |
(内線38352) |
電話:03-5253-8111(代表)
|
- 国土交通省においては、昨年の岐阜県発注工事の落橋防止装置工アンカーボルト施工不良問題を受けて、全国の直轄国道及び関係公団等の管理する道路(以下「高速道路等」)の同種工事の実態調査を実施し、本年7月25日に中間公表を行ったところですが、今回、調査に時間がかかる鉄道及び河川交差部等を除いて、概ね調査が終了したので最終のとりまとめを行いました。
- その結果、平成7年の兵庫県南部地震等を踏まえて施工された同種工事の橋梁が直轄国道726橋、高速道路等1,405橋ありました。
10月末までの調査で、直轄国道が716橋、高速道路等が1,281橋の調査が終了しました。
- このうち、中間公表以降の調査橋梁は、直轄国道156 橋、高速道路等881橋でした。
- 直轄国道においては、安全性の検証を行った結果、新たに68橋の467装置において所定の機能が発揮できないことが判明しました。(これに関係するアンカーボルトの定着長不足本数は、調査アンカーボルト73,094本の内、1,433本)
- 高速道路等においては、安全性の検証を行った結果、新たに93橋の365装置において所定の機能が発揮できないことが判明しました。(これに関係するアンカーボルトの定着長不足本数は、調査アンカーボルト138,466本の内、1,429本)
- このため、所定の機能が発揮できないことが判明した832装置について、新たに、当該工事の請負業者に修補命令を出し、早急に補修する予定です。
また、施工不良が判明した請負業者への対応については、今後事実関係等を確認の上、各整備局、関係公団等において実施予定です。
- 今後の再発防止のため請負業者に対し超音波探傷器による全数調査を義務付けるとともに、検査においても、中間技術検査等を活用し、全数検査を実施することとしました。
- 調査中等の橋梁については、調査が終了次第、各整備局、公団等で公表予定です。補修工事については、今年度内を目途に完了する予定です。
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。
|

(ダウンロード)
|

All Rights Reserved, Copyright (C) 2003, Ministry of Land, Infrastructure and Transport