国土交通省
 ETC関連技術の活用に関する委員会について
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平成15年12月8日
<問い合わせ先>
道路局道路交通管理課
高度道路交通システム推進室
(内線37452)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 ETC車載器の普及は、2001年3月のサービス開始から本年11月末までの約2年半で190万台を超えており、2007年には70%の利用率を目標としているところです。また、今年度末には基本的に全ての料金所でETCサービスが受けられるようになる予定です。
 このように急速に普及が進むなか、様々な目的のためにETC関連技術を活用することについて各種の提案がなされていますが、ETCの一層の普及や多様なサービスの展開にも貢献するという観点からも、その推進は望ましいことであると考えられます。
 このため、ETC関連技術の活用のあり方について、民間事業者等からの提案を踏まえながら、セキュリティの確保及び個人情報の保護という観点から検討を行うべく、専門の学識経験者からなる標記委員会を設置し、第1回を下記のとおり開催することとしました。
 報告書については今年度中にまとめる予定としています。なお、委員会の構成メンバーは別紙のとおりです。

第1回委員会  日時 : 平成15年12月9日(火) 18:00〜20:00
           場所 : 虎ノ門パストラル 雅の間
                〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-1
                TEL.03-3432-7261(代)
○会議は非公開とします。
○資料等については、取りまとめ次第配布する予定です。


別紙

委員会構成メンバー

【座長】 今井 秀樹 東京大学生産技術研究所教授
  金子 敏信 東京理科大学理工学部教授
  新美 育文 明治大学法学部教授
  長谷川 孝明 埼玉大学工学部助教授
  松本 恒雄 一橋大学大学院法学研究科教授


参考資料

ETC関連技術について

(ITS HANDBOOK2003より抜粋)

■日本のETCの特徴
 キャッシュレス化による利便性の向上、料金所渋滞の解消、管理費の節減等を目的にETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)サービスがスタート。日本のETCは、車種や距離によって異なる複雑な料金体系に対応でき、1台の車載器で事業主体の異なる複数の有料道路を利用することが可能です。
 ETCの開発にあたっては、1全国に共通のシステムとするため全国の有料道路で規格を統一、2確実な路車間通信とするため5.8GHz双方向通信(アクティブ方式)DSRCを採用、3多機能・拡張性を確保するため車載器とICカードによる2ピース方式を採用し、ICカードを多目的に利用可能なものにする、4高いセキュリティを確保するため、CPU等を内蔵し外部端末機器との相互認証や記録データの暗号処理が可能なICカードを使用、を目標としました。

ETCゲート・車載器とICカード

ETCの仕組み

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