国土交通省
 燃料電池を搭載した軽自動車を初めて大臣認定
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平成15年1月15日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部

(大臣認定制度)

審査課(内線42314)

(公道走行試験)

技術企画課(内線42255)

環境課(内線42523)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、ダイハツ工業(株)から申請のあった水素を燃料とする燃料電池自動車(軽乗用車2台)について、本日、道路運送車両の保安基準第56条第4項に基づき、公道走行が可能となる国土交通大臣の認定を行いました。今回認定した燃料電池自動車は、軽自動車としては初めてのものです。

 水素を燃料とする燃料電池自動車は、自動車からは窒素酸化物や二酸化炭素などの排出ガスが全く排出されないという特徴を持つ、クリーンな次世代の低公害車として有力視されています。

 今後、国内の一般道路や高速道路において、公道走行試験が行われる予定であり、この間、実用性の調査・評価を行うとともに、安全・環境に係る技術基準等の整備に必要なデータの収集が行われます。


<別紙>

燃料電池を搭載した軽自動車の概要

 

製作者   ダイハツ工業株式会社
用途   乗用
乗車定員   4人
型式   FCV−K−2
長さ 3.395メートル
1.475メートル
高さ 1.705メートル
燃料 高圧水素ガス(最高充填圧力250気圧)
原動機型式 MD32
最高出力 32キロワット(44馬力)
最高速度 105km/h
航続距離 120km

燃料電池を搭載した軽自動車

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