国土交通省
 ディーゼル車の使用過程車に対する新しい排出ガス検査
 の実証試験を行います。〜自動車検査場にオパシメータ、
 シャシダイナモメータを試験的に導入します。〜

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平成15年5月14日

<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部環境課

(内線42523、42524)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 自動車国土交通省では、平成13年度から学識経験者、自動車検査法人、自動車メーカー等からなる「新たな排出ガス検査手法検討会」を設置し、ディーゼル車の使用過程車について、自動車の走行実態に即した窒素酸化物(NOx)、黒煙等の新しい排出ガス検査手法を検討しています。(別紙1)
 具体的には、より低レベルの黒煙を測定することが可能となるオパシメータ(光透過式黒煙測定器)を導入するほか、簡易型のシャシダイナモメータを用いて実走行に近い負荷条件のもとで、NOx、黒煙等を測定することを内容とする新しい排出ガス検査手法の検討が行われているところです。(別紙2)

 この新しい排出ガス検査手法の実用性を評価し、検査手法の確立や規制値を検討するため、今秋を目途に、自動車検査法人の自動車検査場(近畿検査部 京都南事務所)にオパシメータ及び簡易型のシャシダイナモメータを設置し、自動車検査法人の協力のもと、NOx、黒煙等のデータを収集するための実証試験(約2年間)を開始します。


別紙1

新たな排出ガス検査手法検討会」名簿

(敬称略・順不同)

座長 塩路 昌宏 京都大学大学院エネルギー科学研究科教授
小川 英之 北海道大学大学院工学研究科助教授
草鹿  仁 早稲田大学理工学部機械工学科助教授
後藤 雄一 独立行政法人交通安全環境研究所環境研究領域上席研究員
宮嵜 拓郎 自動車検査独立行政法人 企画理事
浦野 俊紀 軽自動車検査協会技術部長
佐々木 均 (社)日本自動車整備振興会連合会指導部長代理
伊達 真也 (社)日本自動車工業会ディーゼル分科会委員
山本 紀忠 (社)日本自動車機械工具協会技術企画部長
森崎 一彦 自動車交通局技術安全部 環境課長
小田 曜作       〃          技術企画課総括課長補佐
宮武 宜史       〃          審査課総括課長補佐
碇  孝浩       〃          整備課総括課長補佐
     
事務局: (財)日本自動車研究所

別紙2 ディーゼル車の新しい排出ガス検査手法(案)PDF形式

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