国土交通省
 我が国商船隊の船腹量の動向について
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平成15年3月28日

<問い合わせ先>
海事局

 海事産業課(内線43252)

 外航課   (内線43324)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1. 我が国商船隊の規模
     平成14年央(14年7月1日現在)の我が国商船隊(2,000総トン以上の外航貨物船)の船腹量は、1,988隻(対前年比112隻減:5.3%減)、総トン数ベースでは、6,979万総トン(対前年比238万総トン減:3.3%減)となった。
     このうち、日本籍船は、110隻(対前年比7隻減:6.0%減)、総トン数ベースでは、830万総トン(対前年比44万総トン減:5.1%減)となった。
     また、外国用船は、1,878隻(対前年比105隻:5.3%減)、総トン数ベースでは、6,148万総トン(対前年比194万総トン減:3.1%減)となった。

  2. 我が国商船隊の船腹量の動向
      (1)船腹量
     我が国商船隊の船腹量は、総トン数ベースでみると、平成6年の減少を除いて平成元年から平成9年までは、年平均2.5%の伸びを示してきたが、平成10年には前年を下回った。
     しかし、平成11年から再び増加に転じていたが、平成14年は4年ぶりに前年を下回り3.3%の減少となった。

      (2)船種別
     船種別を総トン数ベースでみると、平成14年においては、乾貨物船は3.0%増加したが、液体貨物船は16.2%の減少となった。

  3. 日本籍船・外国用船別の動向
      (1)日本籍船
     日本籍船は、昭和47年の1,580隻をピークに、昭和60年のプラザ合意以降の大幅な円高の進行の中で日本船舶の海外への移籍等が急速に進み、平成2年には449隻へと激減し、その後も減少傾向が続き、平成13年は117隻、平成14年は110隻と推移している。
     この日本籍船の減少に歯止めをかけるために、平成8年に国際船舶制度が施行されたが、日本籍船に占める国際船舶は、平成8年の144隻から減少傾向が続き、平成14年には97隻(対前年比1隻減)となった。
      (2)外国用船
     外国用船は、日本籍船が減少する一方で増加傾向を示していたが、平成14年は、前年度に比し、105隻の減少となった。
     ただし、我が国商船隊に占める外国用船の割合は、隻数ベースで94.5%(対前年比0.1%増)と増加しており、依然として高い割合を占めている。

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