平成15年1月29日 |
<問い合わせ先> |
港湾局環境・技術課 |
環境整備計画室 |
(内線46672、46685)
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TEL:03-5253-8111(代表) |
- 概要
平成14年7月にダイオキシン類に関する底質環境基準が制定され、環境基準を上回る汚染が確認された場合には対策を講じる必要があり、現にこれまで地方公共団体等が実施した調査によって環境基準を上回る底質汚染が確認されている港湾もあることから、国土交通省港湾局では、対応策の検討を進めているなかで、今般、全国的に実態調査を行いその結果を取りまとめました。
- 底質ダイオキシン類調査結果
全国の直轄事業を実施している港湾及び開発保全航路におけるダイオキシン類汚染実態を調査した。結果の概要は以下のとおりである。
- 直轄事業により浚渫を実施又は今後計画していることを勘案して選定した49港湾及び4開発保全航路(図−1参照(PDF形式))の152地点で調査を実施した。
- 底質のダイオキシン類濃度は0.032〜55pg-TEQ/g(図−2参照(PDF形式))で、全調査地点において底質環境基準(基準値:150pg-TEQ/g)を超えるダイオキシン類汚染は確認されなかった。
- 今後の取り組み
今後、総合的なダイオキシン類対策として以下の取り組みを進めることとしている。
- 平成14年度内に、浚渫・除去、覆砂、原位置固化、分解無害化等対策工法の選定、処理処分方法、モニタリング方法等を取りまとめた技術指針を策定する予定である。
- 平成15年度から、環境基準を上回るダイオキシン類に汚染された底質を除去するための事業に着手する。
- 平成15〜16年度で、ダイオキシン類の分解無害化技術などを新たに底質の処理に適用するための技術開発を行う。
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