国土交通省
 日本航空907便事故に係る書類送検に関する航空局長コメント
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平成15年5月7日
<問い合わせ先>
航空局管制保安部管制課

(内線51202)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 本日、日本航空907便事故に関連して、事故当時の航空管制官2名が、日本航空の機長とともに、警視庁から東京地検に書類送検されたとの報告を受けました。

 安全確保を最大の使命とする航空輸送において、100名にのぼる方々が負傷したことは誠に遺憾であり、今回の措置についても厳粛に受け止めております。

 航空局としては、事故発生以降、平成13年6月に「日本航空907便事故の再発防止に向けた安全対策について」を取りまとめるとともに、昨年7月の航空・鉄道事故調査委員会の勧告を踏まえ、TCAS(航空機衝突防止装置)の指示に従うことの徹底、航空管制官の教育・訓練のあり方の見直し等、同種の事故の再発防止に全力を挙げて取り組んできたところでありますが、改めて航空の安全を守るべき責任の重大さを痛感し、事故の防止に真剣に取り組み、航空交通の安全の確保に万全を期してまいります。

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