国土交通省
 航空路A593に係る交通容量を約2倍に拡大
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平成15年9月17日
<問い合わせ先>
航空局管制保安部管制課

(内線51212)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 日本と中国の上海を結ぶ国際航空路A593について、近年の交通量増大に伴う地上待機・空中待機による遅延を解消するため、今般新たにレーダーを用いた移管方式を導入し、下記のとおり航空機間の最低間隔を短縮することにより、 当該航空路の交通容量を約2倍に拡大することとした。

  1. 実施時期
     平成15年 9月18日〜平成15年10月15日(試行運用)
     平成15年10月16日〜              (正式運用)

  2. 最低縦間隔
     【現行】東行き/西行きともに、同一高度10分
              (東行き約80NM/西行き約60NM)
     【試行運用期間中】東行き50NM/西行き40NM
     【正式運用開始後】東行き40NM/西行き30NM
                (NM:Nautical Mile=海里、1NM=約1.8km)

  3. 効果
     現行、当該経路を同高度で飛行する航空機間にあっては、最低縦間隔として10分必要であるが、所定の間隔を設定するために、地上待機または空中待機の発生が避けられず、遅延が恒常的に生じている状況である。 しかし、今般新たにレーダーハンドオフ方式を導入し最低縦間隔を現行の約二分の一に短縮することにより、当該航空路の容量拡大が図られるため、これらの遅延は大幅に解消されることとなる。


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