平成15年度北海道特定特別総合開発事業推進費の実施
計画について
平成15年9月26日 |
<問い合わせ先> |
北海道局企画課 |
(内線52218) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
平成15年度の北海道特定特別総合開発事業推進費について、実施計画をとりまとめたのでお知らせします。
北海道特定特別総合開発事業推進費(以下、「特特推進費」という。)は、第6期北海道総合開発計画の推進のため、北海道開発事業の中で特に重要なテーマ(特定テーマ)に基づき、年度途中であっても早急に実施し、効果を発現することが必要と考えられる事業に対して、
弾力的な予算措置を可能とするよう設けられた制度である。
この予算を活用することにより、集中的な事業の促進、効果の早期発現、投資の効率化が進められることが期待される。
特定テーマは、北海道をはじめとする関係行政機関等との協議により設定され、平成15年度の特特推進費においては、平成15年1月に国土審議会北海道開発分科会企画調査部会報告において第6期北海道総合開発計画の推進に係る重点課題の一つとして「観光交流の促進」が盛り込まれたことや、 平成14年12月に国土交通大臣を本部長とする「グローバル観光戦略推進本部」が国土交通省に設置されたことなどを踏まえつつ、「観光交流の促進」をテーマとして、関係機関の諸施策と連携を図りながら、地元の意向を踏まえた地域活性化プロジェクト支援のために必要となる基盤整備事業を推進する。
テーマ : 「観光交流の促進」
エリア : 後志地域観光交流空間づくりモデル事業
シーニックバイウェイ北海道モデルルート
平成15年度特特推進費は、平成15年6月に後志地域広域連携観光交流推進協議会によって「後志地域観光交流空間づくりモデル事業計画」が策定されたことや、北海道独自のドライブ観光の創出・振興、観光資源の充実、観光産業の活性化を目的とした「シーニックバイウェイ北海道」において、
「千歳〜ニセコルート」と「旭川〜占冠ルート」がモデルルートとして選定されたことなどを踏まえ、これらの地域に重点的に配分することとした。
「観光交流の促進」のテーマに基づき、上記エリアの中で、総合開発事業全体の推進効果が期待される事業について検討を行った結果、以下のとおり、事業費約13億円、国費約10億円を配分する。
(1)後志地域観光交流空間づくりモデル事業
〜地域固有の資源を活用した観光交流空間の形成〜
事業費530百万円 国費(450百万円)
地域固有の自然、景観、風土などに触れあえるための環境整備を進め、滞在・体験型の新たな要素を加えた観光交流空間の実現を図るとともに、観光客が「自分流のスローな旅」を実現するための快適な観光ネットワークの整備を進める。
(2)シーニックバイウェイ北海道モデルルート(千歳〜ニセコ、旭川〜占冠)
〜美しいツーリング環境の創造や保全・活用による個性的な地域環境の整備〜
事業費760百万円 国費(582百万円)
移動する観光客等に対して、安全・快適なツーリング環境を提供するため、自然環境、沿道環境の向上を図る基盤整備を進めるとともに、個人型観光の新たな観光形態のニーズを踏まえ、主要都市とのアクセスを強化する。
平成15年度北海道特定特別総合開発事業推進費実施計画一覧
平成15年度北海道特定特別総合開発事業推進費概念図
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