平成16年11月10日 |
<問い合わせ先> |
総合政策局旅行振興課 |
(内線27327、27324) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
旅行・観光産業は非常に裾野の広い産業であり、その経済波及効果は非常に大きいことが認識されてきており、21世紀の有力な成長産業の一つとして大きな注目を集めている。
国土交通省では、旅行・観光産業の重要性等を明らかにするため、平成12年度、平成13年度、平成14年度と過去3ヶ年にわたり「旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究」の結果を公表してきたが、この度平成15年度のデータに基づく「旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究W」の結果がまとまったので、公表することとする。
本調査によると、平成15年度における旅行消費額は23.8兆円(訪日外国人旅行消費額1.4兆円を含む。)であり、これによる直接の雇用創出効果は210万人と推計される。また、旅行消費がもたらす生産波及効果(直接効果を含む。)は53.9兆円(付加価値効果は28.6兆円)であり、これにより442万人の雇用創出効果があると推計される。これは、我が国の国内生産額958.9兆円の5.6%(付加価値効果に対応する国内総生産(GDP)501.5兆円の5.7%)、就業者数6,514万人の6.8%に相当する。
前年度調査と比較すると、旅行消費額が2.5兆円増と、大幅に増加しているが、これは主として、前述のとおり、旅行消費額の推計の部分に係る調査手法や基礎データが本年度から大幅に見直されたことによるものであると考えられる。
その他詳細については、別紙参照のこと。
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