平成16年3月5日 |
内閣府 |
総務省 |
<問い合わせ先> |
河川局防災課災害対策室 |
(内線35832) |
電話:03-5253-8111(代表)
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第5回富士山ハザードマップ検討委員会が以下のとおり開催されましたのでお知らせします。
日時:平成16年3月4日(木) 10:00〜12:30
場所:明治記念館 蓬莱の間
- 出席者:
- 荒牧委員長、池谷委員、石川委員、井田委員、鵜川委員、宇都委員、小山委員、廣井委員、藤井委員、宮地委員、山崎委員、吉井委員、上総委員、務台委員、亀江委員、山本委員、金子委員(代理)、北崎委員(代理)、杉山委員(代理)、尾見内閣府政策統括官(防災担当)、他
事務局から、検討委員会報告書(案)について説明が行われ、これに基づき質疑が行われた。
主な意見等は以下のとおりです。
<市町村版の防災マップの作成関係>
- 市町村版の作成にあたっては、検討委員会で作成したマップをそのまま使用するのではなく、検討委員会でまとめたパーツを色々組み合わせ、必要な情報だけを抜き出し作成する必要があるなど、注意書きで書くべきではないか。
- 火山噴火に対する実際の避難範囲は地域防災計画で決められるので、検討委員会で作成している市町村版マップは例示であることを理解してもらう必要がある。
<火山情報・火山活動関係>
- 噴火前の火山情報の発表等については、現在の技術で出来ること出来ないことを整理して、分らないことは分らないときちんと書くことが重要。
- 実際に火山活動に異常があったとき、防災担当者がどのような対応をとるべきか参考になるようなものを作成してほしい。
- 噴火シナリオのツリー図では、山頂と山腹での同時噴火の可能性も考えた方が良いのではないか。
- ツリー図は、災害現象に着目して、整理し直す必要があるのではないか。
- ツリー図に確率を入れたほうが、防災対策の参考になるのでないか。
- 現在の知見でツリー図に確率を加えても誤解を招くだけではないか。
<火山防災マップ関係>
- ハザードマップ、可能性マップ、ドリルマップなど報告書に出てくるマップ種類が多く,報告書の中では用語を整理するべき。
- 基図部会では、必要性から複数の種類のマップを提案しており、用語集をあわせて作成すれば良いのではないか。
- 降灰ドリルマップに中小規模の噴火のケースも入れるべき。
- 防災業務用マップは、市町村だけでなくライフライン等の防災関係機関も作成するような記述に改めるべき。
- 一般配布用のマップは大きすぎるとの意見があり、家庭内で壁や冷蔵庫に貼れる程度の大きさが望ましいのではないか。
- 観光客用マップには、火山の恵みの項目を入れてはどうか。
<火山防災対策関係>
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