

 
| 平成16年3月22日 | 
| <問い合わせ先> | 
| 河川局河川計画課 | 
| 河川情報対策室 | 
| (内線35362、35382) | 
| 電話:03-5253-8111(代表) | 
 四国地方吉野川水系銅山川では、上流域における1月、2月、3月(22日現在)の総降雨量が118oと少雨が続いています。新宮ダム、柳瀬ダム、富郷ダムのこの時期に必要とする利水容量約50,000千m3のところ、3月17日にはその60%を切り、29,600千m3まで減少しました。
 このため、銅山川渇水検討会は、3月18日0時から工業用水を20%カットする取水制限を開始しています。これにより、地元伊予三島、川之江両市の一部製紙工場では、リサイクル水の利用率を上げて操業が行われています。
 今後も雨が降らない状況が続けば、ダムの貯水量が減少しますので、さらに取水制限を強化する必要があります。
沖縄地方では、1月、2月、3月の総降雨量が253o(直轄6ダム上流域平均雨量)と少雨が続いています。国・県管理ダムの全利水容量約74,850千m3のところ、3月22日現在、その45.4%である約33,967千m3まで減少しました。今後も雨が降らない状況が続けば、3月下旬には国・県管理ダムの全利水容量が約32,000千m3を切るおそれがあります。その場合、沖縄本島で給水制限が必要となり、約120万人の生活に影響が出るおそれがあります。
                                                                
 国土交通省河川局では、各地方におけるダムの貯水状況等の情報を収集し、適宜提供していくことに努め、今後の渇水対策を円滑に進めることとしております。限られた水資源を有効に活用するため、節水に御協力をお願いいたします。
 なお、取水制限の状況等、全国の渇水情報については、河川局ホームページに掲載しておりますのでご覧下さい。
 (https://www.mlit.go.jp/river/saigai/kassui/index.html)
 
 
 
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