平成16年10月28日 |
<問い合わせ先> |
河川局砂防部砂防計画課 |
(内線36102、36152) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
新潟県中越地震の被災地域で、国土交通省の土砂災害対策緊急支援チームによる土砂災害危険箇所の現地点検を本日(28日)より本格的に開始しました(一部地域においては27日より実施)。
平成16年新潟県中越地震により新潟県内各地で地すべりや山腹崩壊等の土砂災害が多発し被害が発生しています。今後も余震や降雨により新たに土砂災害発生の危険性が高いことから、早急に人命に影響を及ぼすおそれのある土砂災害危険箇所等を緊急点検し、土砂災害対策のため資料収集を行います。
新潟県知事からの要請に基づき、国土交通省の砂防関係事務所、近隣県砂防担当課、独立行政法人土木研究所及び新潟県を初め近隣の砂防ボランティア団体の砂防技術者109名が本日、国土交通省湯沢砂防事務所破間川(あぶるまがわ)出張所(北魚沼郡湯之谷村)に設置された土砂災害対策緊急支援チーム現地本部に集結し、1班3名程度に分かれ、土砂災害危険箇所の点検、調査を開始しました。
調査期間は31日までの5日間で、立ち入り可能な箇所を調査する予定です。調査対象の市町村は新潟県中越地震で震度5弱以上の地域で、地すべりや山腹崩壊が集中して発生し、人命に影響を及ぼすおそれの高い箇所を有する山古志村など4市8町4村の16市町村です。
点検結果については調査終了後現地本部より新潟県に報告いたします。
なお、本日夕方、新潟県中越地震の被災箇所を視察中の岩井國臣国土交通副大臣が土砂災害対策緊急支援チーム現地本部に入り、調査チームから調査状況の報告を受ける予定です。
現地本部より新潟県へ報告を行う点検結果については、国土交通本省においても資料配付する予定です。
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