国土交通省
 平成16年新潟県中越地震に伴う斜面崩壊の発生状況
 について(速報)

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平成16年11月1日
<問い合わせ先>
河川局砂防部保全課

(内線36242、36202)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 平成16年新潟県中越地震により発生した斜面崩壊の発生状況について、今後の迅速な災害復旧等に資するため、被害の大きい山古志村を中心に撮影した空中写真を用いてとりまとめました。
 空中写真から判読された斜面崩壊は、計1,662箇所で発生しており、そのうち234箇所が崩壊幅50m以上の規模の崩壊でした。
 崩壊土砂量を推定したところ、合計約70百万m3に達することがわかりました。また、崩壊土砂量100万m3以上の大規模な崩壊・地すべりが10箇所あり、そのうち5箇所が芋川流域に集中しています。
 国土交通省としては、今後詳細な調査を行い、新潟県をはじめとした関係機関と協議の上、これらの崩壊土砂の流出や崩壊の拡大に伴う災害の防止軽減対策を検討することとしています。

  1. 判読範囲等(別紙1)
    1)判読に用いた空中写真
     ○撮影月日=平成16年10月24日  ○縮尺=約1:12,000
    2)判読範囲の面積:東西16km、南北34kmで、面積は約544km2
    3)判読範囲の対象に含まれる市町村
     全域:山古志村  ほぼ全域:川口町、堀之内町
     一部:長岡市、栃尾市、小千谷市、十日町市、見附市、越路町、小出町、大和町、三島町、守門村、広神村、湯之谷村
     * 町村合併により11月1日より、堀之内町、小出町、守門村、広神村、湯之谷村は魚沼市に、大和町は南魚沼市となりました。

  2. 斜面崩壊の発生状況
    1)崩壊規模別分類(別紙2)
    2)崩壊土砂量100万m3以上の箇所一覧(別紙3)
    3)代表写真(別紙4)


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