直轄国道、高速道路等におけるアルカリ骨材反応が生じた橋梁の調査結果について（お知らせ）

平成１６年９月７日

＜問い合わせ先＞

道路局国道・防災課

(内線37813、37862)

　高速国道課

(内線37732)

　有料道路課

(内線38312)

TEL：03-5253-8111（代表）

国土交通省では、平成15年3月、「道路橋のアルカリ骨材反応に対する維持管理要領（案）」を通知し、全国の直轄国道及び高速道路等の橋梁でアルカリ骨材反応（以下「ＡＳＲ」という）に起因する橋梁の損傷状況等の調査を実施してきましたが、今回調査が終了し結果がまとまりましたのでお知らせします。
全国の直轄国道及び高速道路等の道路橋５０，８２０橋のうち、「ＡＳＲが生じた橋梁」は６０６橋でした。また、このうちひび割れなどにより「対策または対策検討の必要のある橋梁」は２０２橋ありました。（別紙－１）
今後は
「ＡＳＲが生じた橋梁」６０６橋については、今後ともひび割れ幅などについて、定期的な監視を継続的に行うとともに、適切な維持管理を行う必要があります。
「対策または対策検討の必要のある橋梁」２０２橋については、周辺環境、損傷の程度、詳細調査で得られた試験結果等をもとに、専門家による「ＡＳＲに関する対策検討委員会」（委員長　宮川豊章京都大学教授）等（別紙－2-1～2-3）で検討するなど必要な対策の実施を推進することとしています。

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