官民合同会議による「防犯性能の高い建物部品目録」の作成・公表について

　

平成１６年４月１日

＜問い合わせ先＞

住宅局住宅生産課

(内線39413、39426)

TEL：03-5253-8111（代表）

これまでの検討の経緯
　侵入犯罪の防止を図るため、平成14年11月、関係省庁及び建物部品関連の民間団体からなる「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置し、平成15年10月から、建物部品の防犯性能試験を実施してきたが、今般、平成15年度中における試験の結果に基づき、「防犯性能の高い建物部品目録」（ＰＤＦ形式）を公表することとし、あわせて平成15年度中の活動について「防犯性能の高い建物部品の開発・普及の今後の在り方」（ＰＤＦ形式）として取りまとめたもの。
建物部品の防犯性能試験の概要
- 今回公表する目録に掲載される建物部品は15種類、計約2,300品目
- 試験は、実際の犯罪手口を踏まえた攻撃方法について実施し、窃盗犯の侵入を５分間以上防ぐ性能をゆするものを防犯性能の高い製品とする。
- 試験の実施主体は官民合同会議。試験の公平性を保つため、警察庁職員が立ち会いを行った。
- 目録は、警察庁ホームページで公表するとともに、官民合同会議の参加各機関、団体においても積極的に広報を行い、防犯性能の高い建物部品の普及を図る。
- なお、目録中の製品には現時点において生産準備中のものも含まれており、製品によっては市場供給までにある程度の期間を要するものがある。
平成16年度における活動と課題
(1)官民合同会議においては、平成16年度においても引き続き試験を行う予定である。
(2)今後の課題としては、試験員の選定基準等の確立、試験方法等の継続的な見直し、防犯性能の高い建物部品の普及促進方策の検討、建物全体としての防犯性能評価方法の検討などがあり、引き続き官民合同会議において検討を続けることとしている。
関連情報
　住まいに関する中立的で信頼性のある情報を提供するポータルサイト「住まいの情報発信局(http://www.sumai-info.jp/)」において、住宅の防犯に関する特集コーナーが開設されている。

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