国土交通省
 米国運輸省国家道路交通安全局と自動車安全に関する
 第2回会合を行いました!

 〜燃料電池自動車の世界統一基準の早期策定のための協力を合意〜
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平成16年1月30日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
技術企画課
(内線42256)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 国土交通省と米国運輸省国家道路交通安全局(NHTSA)は、1月29日(木)、米国ワシントンDCにおいて、自動車安全に関する会合を開催いたしました。
 この会合は、平成14年9月に両国において確認した協力文書に基づく会合で、今回が第2回目の会合となります。
 国土交通省からは、中山寛治自動車交通局技術安全部長他が、また、米国運輸省からは、ジェフリー・ランギ国家道路交通安全局長官が出席し、両国における自動車安全対策の推進状況、自動車安全基準及び安全に関する研究の国際調和について意見・情報交換を行うとともに、新たに以下の内容が合意されました。

  1. 自動車の安全に関する優先協力分野として以下の4項目を合意
    • 水素燃料電池自動車の安全基準
    • コンパチビリティ/側面衝突
    • むちうち/頸部傷害
    • NCAPブレーキ
       特に、水素燃料電池自動車については、早急に世界統一基準(GTR)が出来るよう、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(UN/ECE/WP29)における基準調和活動を積極的に推進するため、日米両国で積極的に協力していくことが合意されました。

  2. 協力の範囲にリコール業務を追加
     リコール業務の適切な実施を図るため、両国間で情報交換を行う。

     以上の結果を踏まえ、今後、日米両国では、協力内容の明確化、技術課題の検討、ロードマップの作成を行うこととなりました。

    新たな内容について合意 会議風景
    新たな内容について合意 会議風景

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