国土交通省
 三菱ふそう製大型車のハブ破損に関するリコールについて
ラインBack to Home

平成16年3月11日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
審査課
(内線42352)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 本日、三菱ふそうトラック・バス株式会社より、同社製大型車のホイールハブについて、道路運送車両法に基づくリコールを行うことを公表するとの報告があったので、お知らせします。

 同社では、今後速やかに、対象車の範囲、改善措置の内容等を検討し、国土交通省にリコール届出を行うとしています。

 国土交通省としては、三菱ふそうトラック・バス株式会社により今後リコールが適正かつ速やかに行われるよう、適切に対処することとしています。

 本件に関しては、平成14年1月10日、横浜市瀬谷区でトラクタ左前輪タイヤが脱落し歩行者を直撃、1名が死亡、2名が軽傷を負う事故が発生していますが、本件リコールの対象となるハブは、その時の車が装着していたものと同型のハブを含めこれまでの自主的な対策の対象より拡大することとなります。
 事故発生後、三菱自動車株式会社(当時)は、自動車使用が適切で、適切な点検整備を実施していれば、ハブの異常な摩耗と破損は防げるものの、ハブ破損によるタイヤ脱落事案が多発しているため、公表の上、大型車のハブの自主的な点検及び無償交換を実施してきたところでありますが、今般、改めて道路運送車両法に基づくリコールとして対策を行うとするものです。

ライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2004, Ministry of Land, Infrastructure and Transport