国土交通省
 平成15年度公共交通移動円滑化設備整備費補助金の
 交付実績について

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平成16年4月30日

<問い合わせ先>
自動車交通局旅客課

(内線41234)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省は、補助対象事業者から申請のあった平成15年度公共交通移動円滑化設備整備費補助金について、交付を行い、このたび次のとおり額が確定しました。

補助対象事業 補助事業者数 補助車両数 国庫補助金額
ノンステップバス等の導入 71 事業者 832台 1,330 (百万円)
乗継等情報提供システム 1 事業者   26 (百万円)

合計

72 事業者   1,356 (百万円)

  1.  高齢化社会の到来に対し、高齢者、身体障害者等が円滑に公共交通機関を利用できるようにするためには、公共交通機関のバリアフリー化の推進が重要課題であり、最も身近な公共交通機関であるバスについては、ノンステップバスの普及が強くもとめられているところです。
  2.  しかしながら、ノンステップバスは車両価格が通常車両価格よりも高い等の理由で、なかなか普及が進まない状況にあります。このような状況下では公共交通機関のバリアフリー化促進のためのインセンティブ付与が効果的であるため、バス事業者等が行う公共交通移動円滑化設備整備費事業に対して、地方公共団体と協調して経費の一部を補助するものです。

<補助事業の概要>

補助内容 補助率
ノンステップバス等の購入費補助 通常車両価格との差額の1/2
乗継等情報提供システム整備費補助 補助対象経費の1/4

 上記事業のほか、鉄道とバス相互の共通乗車カードシステムの整備、鉄道駅周辺等のバスターミナルのバリアフリー化についても補助対象事業です。


<参考1>

公共交通移動円滑化設備整備費補助金交付実績内訳(平成15年度)
○ノンステップバス等の導入                 (単位:百万円)

運輸局 事業者数 補助車両数 補助金額
北海道 17
北陸信越 16 37
関東 40 531 726
中部 11 74 99
近畿 12 196 434
中国 17

○乗継等情報提供システム                 (単位:百万円)

運輸局 事業者数   補助金額
四国   26

<参考2>

バリアフリー化の目標

 平成22年までに、乗合バス総車両数(約6万台)の20〜25%をノンステップバスとすることを目標としています。

公共交通移動円滑化設備整備費補助金

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