平成16年8月6日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局技術安全部 |
技術企画課 |
(内線42257)
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TEL:03-5253-8111(代表)
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- 国土交通省では、「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(いわゆる交通バリアフリー法)に基づき、ノンステップバスの普及を推進してきております。以前のノンステップバスは、バス事業者ごと、バスメーカーごとに仕様が異なることから、製造コストが高く事業者による導入が進まないという課題があり、また、バリアフリーの観点からバス利用者の意見が十分に反映されたバスの導入等が望まれていました。
このため、ユニバーサルデザインによる高齢者、身体障害者、健常者がともに利用でき、安全性及び利便性の高いノンステップバスの普及がより一層推進されるよう、ノンステップバス標準仕様策定検討会(座長:秋山 東京都立大学教授)の報告書を踏まえ、ノンステップバス標準仕様を策定するとともに、標準仕様に合致するバスについては認定を行うとともに、補助制度の対象としています。
- 標準仕様ノンステップバス認定制度は、ノンステップバスの技術開発等を考慮し、第一段階としての認定を平成16年1月より開始し、更に、2年後を目処により優れた本格的な標準仕様の認定項目に移行することとしています。
今回、バスメーカーでは車幅2.3mの大型バス及び中型バスを新型に移行するにあたり、可能な限り本格的な標準仕様とし、一段とバリアフリー化を進めた車両の製作を行い、これらが初めて認定されました。
- 本格的な標準仕様とは、第一段階よりも乗降口開口幅がより広いこと、乗降時のステップ高さが低いこと、低床部と高床部の段差がより少ないこと等優れたものとなっています。
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